私は、長崎県内にてフリーランスとして働いている者です。私は長崎県に生まれ、小学3年生の頃から社会人になるまで実家で飼っていた犬がいます。テリア系の雑種で、コロっとした小さな犬だったので、コロと名付けられました。知人の家で数匹の子犬が産まれ、飼い主を募集していたため、我が家で引き取ったのがコロでした。コロとは小学生の頃から一緒に遊んだ利して、家族の中でもよく可愛がられました。特に大きな病気になることもなく、私が社会人になっても元気にしていました。しかし、ある時私がコロを散歩していると、コロがよく段差につまづいたり、排水溝の金網に足を踏み外したりしていることに気づきました。それから約半年程経過すると、コロの目は緑色に変色し、目は見えなくなっていました。生きているものはみな、平等に死を迎えることになりますが、私はコロが死ぬという現実を受け入れられずにいました。コロがいない実家での暮らしを想像していると、とても憂鬱な気分になり、食事も喉を通りにくくなりました。その年の冬に、コロは歩けなくなり、間も無く生き絶えてしまいました。私は悲しみのあまり涙を流し、コロを庭に埋めてあげました。犬といえど、やはり家族であったため、失ったショックはとても大きかったです。しかし、いつまでもクヨクヨしていては、死んでいったコロに顔向けできないと思い、前向きになるように自分に言い聞かせながら生活をしました。私は、コロを家族のように愛し、接してきたので、コロとの出会い、生活、別れの中で後悔は全くなかったことに、そこで気づきました。今では、愛犬コロと過ごした日々は、とてもいい思い出です。これからペットを飼おうとしている方が、数多くいらっしゃると思いますが、ペットといえど、人間と同じ家族です。人間と同じように別れの日はやってきますし、別れることはとても辛いでしょう。ですが、必ず時間が解決してくれます。ペットとの時間を大切にし、愛情を持って接すれば、必ずいい思い出として振り返れる日が来るでしょう。
27歳、男性、愛情と時間が解決してくれる
