老衰でなくなった愛猫。もう一度あえるなら、背中をなぜてあげたい。

猫のミルクとの出会いは私が小学5年生の時でした。
家の前に迷いこんできたミルクはまだ子猫ですごく可愛かったので、親に「どうしても飼いたい」と頼みこんだことを今も憶えています。

そんなミルクが亡くなったのは、それから17年後のことでした。猫として長く生きてくれたと思います。
ミルクが亡くなるまで、何の兆候もなくある日突然朝になると冷たくなっていました。
昨日まで普通に生活していたのに、急な別れ。
思いもしなかった出来事に動揺してしまいました。
かかりつけの獣医さんによると「老猫の突然死は決して珍しいことではなく老衰だと捉えて下さい」とのことでしたが、どうしても自分の中で整理がつかなかったです。

夜、布団の中に潜りこんできたミルクが居ない現実に毎晩泣きはらしました。
会社へは今まで通り行きましたが、帰って来るとミルクの姿が見えないのでやはり精神的に落ち込みました。家族の中で私が一番ミルクを可愛がっていたので、この気持ちを共有出来る人がいなくて辛かったです。

それから1年経過した頃に「またペットを飼いたいな」と思うようになったのですが、どうしてもミルクのことを思いだしてしまい「あんなに愛情はかけられないのではないか」と考えるようになって思いとどまりました。

そんな私の今の楽しみはミルクの写真を見ることです。写真を見ていると、悲しい気持ちよりもあの時の楽しかった記憶が蘇って元気が出てくるんです。

そして叶わない夢ですが、今ミルクに会えるとしたらもう一度背中を撫でてあげたいですね。