はじめまして。私は30代の主婦です。現在は主人の仕事の都合で地元を離れ賃貸アパートに住んでいます。私は10代の頃経験したペットロスをお話ししたいと思います。その子との出会いは7歳の時でした。記憶の中にあるのはブリーダーさんのところへ父の運転する車に乗り迎えにいっている所です。当時、犬を飼いたかった私はその子を家族と迎えられることになりすごく嬉しかったのを今でも覚えています。散歩やご飯担当し、幼いながら一緒に成長していきました。時には、友達との遊びの最中に連れて行ったはいいがリードのつなぎ方が悪く脱走されたり。学校で嫌なこと、嬉しいことがあったときは報告して。本当に私の人生に大きくかかわってくれました。脱走したとき、たまたま良い方に見つかって近くまで連れてきてくれました。あの時の愛犬の顔は可愛くてたまりませんでした。そんな思い出がたくさんの日々でしたが11年の月日が流れると愛犬も寝てる時間が長くなったり、家族が帰ってきた音ににぶくなったりしていました。食欲も以前より落ちてきていたのですが我が家では毎年庭でバーベキューをするのですが庭でおいしそうな匂いがすると愛犬も食べ物を欲してました。それは毎年のことで、その時はせっかく食欲があるときだからと思い愛犬が好きだったおやつを食べさせながらその時を楽しみました。しかしその日を境にご飯を受け付けなくなり愛犬は天国に行きました。涙が止まらず…信じられませんでした。今までありがとうね。最後にお風呂入りたかったよね。ごめんね。自分の悲しい気持ちと今までの思い出を語りかけながらずっと硬くなった体をなでました。次の日仕事の父とは別に私は自分で火葬場に連れていき最後の別れをして涙しながら職員の人と一緒に骨を拾いました。その後も家に帰るたびに犬小屋のほうに目を向け…というか目を向ける事が習慣だったんですね。帰ってきて、嬉しそうにしっぽを振る愛犬に ただいま。と声をかけるそれが当たり前でした。そのがもういない…喪失感というか、生活にぽっかり穴があいたような。そこにいないことが不自然すぎて。家に帰ってきた感じがしないのです。もっといろんな所に連れて行ってあげたかった美味しいものを食べさせてあげたかったシャンプーも頻繁にしてあげればよかった写真をもっと撮っておけばよかった人もペットも同じですね。やりきることはできない。そう感じました。人それぞれだと思いますが、私はどうしても犬がいない生活が自分の人生ではありえなかったので数年後、新しい愛犬を迎えました。そこに踏み出すまでは悲しい気持ちは蓋をしないでとことん愛犬を思い出しました。悲しみのどんぞこから時間が経つにつれ不思議と犬を飼って後悔しているか考えたんですそしたら私にとっては犬との生活は楽しい事しか思い浮かびませんでしたなのでまたお別れする日がくるだろう。でも愛犬にしてあげたかった事があるならばなおさら次の家族になる子を迎え楽しく笑って暮らし、前の子にしてあげれなかったことをしてあげようと思いました。現在私が飼っている子は室内犬です。以前飼っていた子は中型犬で室外で飼っていたので、絶対に室内犬!!と決めていました後悔してたことを悔いのないように実践しています。といっても現在実家に預けています。今のアパートは会社契約でペット不可なので少しの間離れ離れです。3か月後にはマイホームが出来上がります。早く一緒に住むのが楽しみです。ペットロスは思いっきり悲しんでいいと思います。蓋をしたら先に進めません。急ぐこともなくゆっくりゆっくり。自分の気持ちに向き合うことで見えてきます。新しい家族を迎え入れる事は一番の前進でした。大好きなペットとお別れしてもまた素敵な日々が送れますように…
30代・女・新しい家族がペットロスを乗り越えさせてくれた
