もう、 7年以上前のことです。僕が生まれるよりも前からベスという犬がいました。ベスは20年以上の生涯を過ごし、老衰でなくなりました。ある朝いつものようにベスに「行ってきます」と挨拶をして家を出ました。その時は、いつものように元気にしっぽを振って見送ってくれました。そして、夕方いつものように帰って来るともうベスは、なくなっていました。とても穏やかな顔でまるで眠っているようでした。そして、次の日に火葬してもらいに行きました。その時、涙が出そうでしたがぐっとこらえて、ベスを見送りました。しかし、家に帰っていていつもベスごいた場所を見て、我慢できずに泣いてしまいました。自分より年上で先に生きていましたが、一緒に成長してきて、家族の中でも一番仲良かったので、遊んだり、ご飯あげたり、散歩したりいろんな思い出がよみがえってきて、号泣してしまいました。最後、死に目に合えなかったことを今でも後悔しています。しかし、苦しまずに亡くなっていたらしいので、良かったかなとは思っています。いつも、ベスがいた場所を見ると思い出して今でも泣きそうになります。家族が亡くなるというのはとてもとても悲しいことなので、我慢しないで思いっきり泣く方が良いと思います。亡くなっても、楽しかった思い出はなくならないので、今は悲しいという気持ちよりも、楽しかった思い出の方が思い出されて、ベスの分ももっと成長していけるようになりたいと思っています。もし、またベスと会うことができるなら、大きくなった自分を見せて驚かせたいです。今はまだ飼うつもりはありませんが、将来、犬を飼うときがあったら、また新しい犬とも一緒に成長していけるように、仲良く過ごしていきたいです。
一緒に成長してきて、安らかに眠るようになくなった愛犬
