お葬式もしたのに愛犬の死を受け入れれなかった高校生の私。大人になり生まれ変わりとも思える仔をお迎えした。私の相棒でいてくれてありがとう

小学校2年生の時、我が家にゴールデンレトリバーの子犬がやってきました。
子供の私には難しい事は分からなかったけれど
血統証付きのこの子は当時人気の犬種で高値だけれど、ブリーダーが舌に痣のあるこの子は買い手がつかないと言い連れてきた。

動物好きの両親は当時、猫も飼っていたけれどラッキーと名付け家族として受け入れました。

田舎暮らしで、山の中を冒険する相棒を得た私は、よくラッキーと散歩をしたり夏は川遊び、冬は雪遊びとたくさんの時間を過ごしました。反抗期も思春期も泣きたいときは全部、ラッキーにしがみついて吐き出して。

中学に入り部活の忙しくなった私は、あまりラッキーとの時間を過ごさなくなり、年老いて行く姿に気付いてやれなくて
部活引退後、久しぶりにラッキーと散歩した時

少し走ってすぐに上がった息、ゴールドの毛並みが白く色抜けしている姿、優しいままなのに弱々しくなった瞳。
一緒の時間がもう少ないのだと感じました。

高校に入り、帰宅後の時間はラッキーと過ごすときめて一緒に寝るようになりました。

高校2年生になった頃には2階にある私の部屋まで来れなくなったラッキーを抱きかかえてベットに運び、ペットシーツを引いて夜でもおトイレできるようにするのが日課になり
休みの日はほとんどの時間を部屋で過ごしました。

寒くて底冷えのする冬。夜明けに布団が冷たくて、ラッキーの匂いがしなくて、いつもは私のお腹に顎を乗せて眠るのに
心地い重みも感じなくて不安で目が覚めました。

ベットの下にラッキーがいて、苦しそうに息をしていて、混乱した私は母を起こし、ラッキーのそばで大泣きしました。

痙攣もはじまり、苦しそうな姿に耐えきれずたくさん名前を呼び
ましたが硬直もはじまり冷たくなる体に『私も連れて行って』とすがりつきました。

何日もベットにラッキーの温もりを探し、起きれば鼻先を寄せてくれるのをまつ自分がいました。お葬式もしたのに受け入れれない現実に食事もできなくなりました。

それでも、今私は大人になりラッキーの目によく似た犬を迎えました。もしかして生まれ変わりかもしれないと信じたくなるほど
優しいラッキーに良く似た子です。