約1年半前に愛犬が天国に行きました。トイプードルで13歳でした。11歳になる頃に心臓病になり、通院と投薬をしていたのですが、症状が悪い時は入院もしました。心臓病の為、塩分を控えるなどの食事制限があったり、激しい運動(長時間の散歩等)を控える必要があり、大好きなおやつはあげられない。散歩も思うように行けなくなりました。散歩に行った時、呼吸困難になり失神してしまってからは特に控えるように。自宅には小さい酸素ボンベや酸素室を用意しました。呼吸が苦しそうな時に口や鼻のあたりに酸素をあててあげると、貪るように酸素を欲しがる場面もありました。日に日に体は痩せていき、皮膚も痒みが出るのか、かきむしったりして、毛も抜けるようになって行きました。好きなものが食べられない、いつもの自分の体調が違う等のストレスがあったかも知れません。闘病をしながらも、体の調子が良い時もありました。ウキウキした歩き方をしたり、遊んだりだけど次の日にはまた元気がなくなったり。愛犬が亡くなった日は、愛犬は朝から専用の座布団の上で寝ていました。いつもの光景で、だけどその近くに便(健康的な形)があって、綺麗好きの愛犬の為、どうして自分の寝ている側で便をしたのだろうとその時は思っていました。その日は仕事の疲れがたまっていて、珍しく私はお昼寝をしてしまったのです。一時間ほどして目を覚ますと、座布団で寝ていたはずの愛犬が私の顔の横で丸くなってスヤスヤと寝ていました。今思うと、何か伝えたかったのでしょうか。ハッと目を覚まし、愛犬の様子を見てから軽く撫でました。その後家事をしてから愛犬のいる部屋に行くと、愛犬は立ち上がろうとしたんです。しかし、体がフラフラとして後ろ足が立たず歯を食いしばっている状況でした。呼吸は苦しそうではありませんでしたが今にも意識を失いそうで、やっと目をあけているような感じでした。病院に連れていこう、それまでに私は気が動転してしまい、応急処置として正しいかは分からなかったけれど、私は砂糖水を口にスポイトで含ませました。砂糖水を口に入れると、ふと目を開けてかろうじて意識が戻るような状況でした。病院に行っても愛犬はぐったりとしたままでした。そちらで愛犬は意識がないような状態で便をしました。先生は亡くなる前の症状等ではない、注射をして家で数日休ませれば治ると言いましたが、私はそんなことはないような気がしました。かなしいけれど、なんとなく寿命が来たのではないか・・と感じました。だけど、先生が治ると言うならばそれを信じたかったのです。小さな病院で緊急手術をするでもありません。だけど、もっと違う判断で救う方法はないのかとしばらく獣医さんに対しての怒りもありました。神様ではないと分かっていても。家に帰り、いつも寝ている毛布の上に寝かせてあげました。私がいると力を振り絞って起き上がろうとします。でもフラフラして視点は合わず。「寝ていないとだめだよ」そして、パタンと座り込みいつも寝ているような姿勢に。その時に亡くなったのです。悲しみは底知れず。もっともっとしてあげられることがあったんではないかもっと早く私が気がつけば・・・一生懸命看病して来たはずなのに後悔ばかり。ごめんね、ごめんね、ごめんね、毎日自分を責めました。毎日毎日泣いて。仏壇の前で愛犬に語りかけて、綺麗なお花やお水、制限されていた大好きなおやつをお供えしたり、今日あった話をしたり、愛犬の良い所や思い出話を話したり。愛犬家の人に話すと「その子は一生懸命生きた。十分がんばった。またいつか天国で会えると思ったら嬉しいじゃないですか」と言葉を頂き、心が救われました。ありがとう、いっぱいいっぱいありがとうと伝えて、天国での幸せを毎日願っています。今でも愛犬を忘れる日はありません。
心臓病で愛犬が天国に旅立ちました 一生懸命看病して来たはずなのに後悔ばかり 天国での幸せを毎日願っています
