愛犬の死にあっけらかんとした家族。兄の暴言へのいきどおりは消えない。

5年前に愛犬コロが亡くなりました。病気ではありませんでした。15歳だったので長生きをしてくれたと思っています。
私が中学生の時に兄が友人からのもらってきて飼うことになりました。兄ははじめのだけ面倒を見ていましたが、半年経つと散歩にも連れて行かず私が面倒を見るようになりました。
天気の良い日は広い公園に行き思いっきり走らせたり、天候の悪い日でもカッパを着させて散歩に行っとりと、いつも一緒にいました。
友人や兄弟とは違った特別な存在でした。私が悲しんでいると、私の側によってきて顔を摺り寄せてくるコロが可愛くて愛おしくて仕方ありませんでした。私の気持ちを察してくれる唯一無二の存在でした。
私が大学生になって実家を出るとコロに会えない寂しさからホームシックにもなったほどです。帰省をすると、コロが私のところに駆け寄ってきてくれて甘えてきました。私の帰りを待っていてくれたようで、とても嬉しかったです。
就職は地元でしましたので、またコロと一緒に暮らせるようになりました。
しかし、コロがだんだんと弱ってきたのです。犬の寿命は人間より短く自分より先に亡くなることは分かっていましたが、弱っていくコロが可愛そうで見ていられませんでした。
一緒に散歩に行ったことや、一緒にベットで寝ていたことなどコロとの思い出が走馬灯のように蘇りました。
コロが亡くなってから、しばらくは何も手につかなくなりました。
家族はあっけらかんとしていて私が悲しんでいる様子を見て「犬が死んだぐらいでオーバーだな」と兄からは言われました。
その一言は、5年経った今でも忘れられません。