じゅんきちと言います。私が体験した、ペットの葬式の話です。亡くなったのは、今の奥さんが実家で飼っていた犬です。小型室内犬で、甘やかされて育ったのか性格はワガママ。気に入らないとよく吠えるし、私が家に行くようになってからは、新参者がきゃがったとばかりに、最初は打ち解けることもなく、たまにマッサージを要求するようなやつでした。やがて、結婚して奥さんが、家を出てからは主に、義理のお母さんと過ごしていたのですが、そのお母さんが病気になってしまったのです。病名はがん。しかもかなり進行してからだったので、すぐに入院することになり、犬は家にぼっちで待っている状況が何日も続きました。入退院を繰り返していたので、家に人がいるときはいいのですが、そうでないときはぼっち。さみしかttだろうなと、今にして思えば、自宅に連れてきてあげてもよかったなと少し、後悔しています。程なくして、お母さんは亡くなってしまったのですが、本当に日を待たずにして、犬も息を引き取ってしまいました。その時の奥さんの落ち込みようといったら、ひどいものでしたし、様々な後悔があったと思います。もう少し、構ってあげられたら、長生きできたかもしれないという後悔。同時に家族を失った悲しみは計り知れません。せめてもということで、地元で有名なペット葬儀場に行き、埋葬をしてもらいました。小さいものでしたがお葬式を行ってもらい、供養もさせてもらいまいた。奥さん側の家族からすれば、長い時間を過ごし、産まれたての時代から、かわいがっていたので、家族同様につらかったと思います。ペットといえど、時間を過ごせば家族になります。やはり感情もあるのだとこの件で思いました。心が弱れば、体調も悪くなる。人間と同じです。悲しみ、寂しさもあるけれど、家でお利口に待っていたのだと思うとやり切れない思いが、たまにこみあがってきます。この先、自分自身が犬を飼うことになるかはわかりませんが、この時の思いを大事にしたいと思います。
10歳オス 飼い犬に対し 京都で悲しく、寂しい
