愛猫がくれた19年間の思い出。死の間際に側にいてあげれなかった事を今でも後悔。

4年前の冬に、私が小学校1年の時から19年間、姉妹のように過ごしてきた愛猫のリリを亡くしました。
19年という月日は、猫にとっては非常に長く、最後は老衰でした。

亡くなる半年程前から、食欲が無くなり、体重が落ち、殆どの時間を寝て過ごすようになりました。
夏を越せるのか心配になった程ですが、何とかそれから半年持ち堪えてくれました。

今思い返せば、点滴による栄養補給や延命治療がリリにとって良かったのかは分かりません。
長く苦しめる結果になっていたのかもしれません。
ただ当時の私には、リリを失うかもしれないという事がとても恐ろしく、出来る限り一緒にいたいという思いしかありませんでした。

12月に入り、トイレに行く事すらままならない状態になりました。
ある朝、いつもリリに声をかけてから出勤するのですが、反応が非常に薄く、嫌な不安が胸を占めました。
その日は金曜日で明日は休日という事もあり、私はなるべく早く帰ろうと思いつつ、通常通り出勤する事にしました。
嫌な予感を振り払うようにリリの頭を撫で、「行ってくるね」と声を掛け、家を出ました。

仕事を終わらせ帰宅すると、リリはもう冷たくなっていました。
最後の瞬間は苦しかったのでしょうか。
眼は開かれ、口も叫んだかのように開いたままでした。

側にいてあげれなかった事を、今でも後悔しています。
一人で苦しんで逝ったリリを思うと、未だに胸が締め付けられます。
忘れてしまったり、悲しみが消える事は無いのだろうと思います。
ただ、思い出す時は最後の時だけではなく、子猫の頃一緒に遊んだ事や、膝に乗ってきた暖かさも共に思い出します。

とても悲しく、堪え難い程の辛さでしたが、出会えて良かった、一緒に過ごせて良かったと心から思っています。

今は、縁あって捨てられていた子猫1匹と暮らしています。
リリとは全く違う性格の子で、毎日やんちゃで手を焼いています。
この子ともいずれお別れの時は来るのでしょうが、それでも今この子といて感じる幸せも確かにあります。

これからもリリとの思い出を大切に、今を生きていきたいと思います。