小学校低学年の時、捨て犬を拾ってきて、家で飼いはじめました。雑種だっようですが、ゴールデンレトリバーが少しはいっているのかな、という容姿で、目がクリクリしていて、とてもかわいい子でした。大好きだった映画から、トトロと名付けました。捨て犬だったからか、最初は警戒していて、なかなかエサを食べてくれませんでした。車に乗せると、捨てられたときのことを思い出すのか、クウーンクウーンと悲しそうに鳴いてました。まだ小さいのに、すごくつらい経験をして、それが忘れられないんだなと感じ、私も悲しくなって泣きました。初めて買うペットなので、大切に育てました。トトロはどんどん大きくなって、エサをたくさん食べて、犬小屋もどんどん大きくしなければいけないほどでした。1年たつ頃にはすっかり慣れて、家族の一員として元気すぎるぐらいに毎日遊んでいました。ある朝起きると、トトロがぐったりとしていました。エサをあげても、すべてはいてしまい、とても苦しそうで歩けないほどでした。また、クウーンクウーンとないていて、わたしは心配で泣いてしまいました。トトロが心配でしたが、わたしは小学校にいかなければならず、心配でしたが、お母さんが病院に連れていくとやくそくしてくれたので、家をでました。それがトトロをみた最後でした。小学校から帰ってくると、犬小屋は空っぽで、トトロはどこにもいませんでした。お母さんにきくと、病院につれていったが、手遅れで、帰りに火葬してもらってきたということでした。死因は、トトロが近くの工場のネズミを駆除するエサを食べたことでした。どうして、もっと早く気づいてあげられなかったんだろうと今でも後悔しています。ペットはかわいいと思いますが、あれ以来、お別れをするのがこわくて、ペットを飼うことができません。
早く気づいてあげたかった さよならも言えなかったペットとの別れ
