私は鹿児島県与論島の出身で、2013年に7年ぶりに与論島に帰省しました。そしたら亡き姉が飼っていた愛犬ジョンがいました。この犬は亡き姉が寂しいあまりに親に「ペットが欲しい」と言い出して、近所のおばさんから子犬をもらったのが始まりです。この愛犬はジョンという名前ですが、とても人懐こい性格です。そして噛み付くこともせず人が来ても吠えることはありませんでした。僕も与論島に引っ越してきてからはとても可愛がっていて散歩に行ったり、餌を与えたりしてとても可愛がっていました。また姪っ子もとても可愛がっていて、姪っ子は東京に住んでいるのですが、与論島に遊びに来たときはジョンと遊んでいていました。このジョンはとても賢く離し飼いしても家にちゃんと戻ってきます。頭が良くて「お手!」と言っても手を差し出します。大した躾をしていないのになぜか躾がちゃんとなっています。しかしそんなジョンも2015年に病気が発覚しました。与論島の獣医さんに診てもらった結果、体の中にギョウ虫がいると言われ、注射や薬をもらって治療していましたが、病気が発覚してから3ヶ月後に他界しました。最期は眠るように旅立って行きました。その時のことを思い出すととても悲しい気持ちになります。家族を失った気持ちで苦しくなります。ジョンとの想い出はいっぱいあります。父、母、私の3人で可愛がっていて、家族同然の扱いをしていたのでそのジョンがいなくなるととても辛い気持ちでした。思い出すと今でも涙が出てきます。
おとなしく人懐っこい愛犬の死 思い出すと今も涙がこぼれる
