32歳女 市の火葬場で焼却してもらい無事送り出せ、弔えました。

私は、田んぼや畑に囲まれた田舎に住んでいます。

毎年冬になると、家の車庫の2階では猫が冬を越しているようでした。
追い払うのも可哀そうなので、毎年静かに見守っていました。
春になる頃には自然と出て行き、冬になるとまた違う猫が来る。
そうして家の車庫は、猫たちに利用されていました。

ある暑い夏の日、フラフラと歩いている猫を見つけました。
家の2階で暮らしていた猫の内の1匹で、見覚えがありました。
餌も無くて、困っているように見えました。

私が夜に散歩に出ると、その猫と鉢合わせしました。
猫はぐったりとしていて寝ていました。
私は「家来るか?」「家おいで。」と話しかけました。猫は驚いて逃げて行きました。

その次の日くらい、本当に家に来たのです!
元々車庫で暮らしていたというのもあるけれど、今度は逃げないでジッとしていました。
私はお菓子をあげました。見ているうちは食べなかったけど、どうやら食べたみたいでした。
次の日から私を見つけては甘えて離れず、「にゃーにゃ―」言って付いてきました。

飼う事にしました。猫を飼うのは初めてでしたので、トイレの用意も分からなかったです。
外と家を自由に出入りできるようにしていました。
最初の内は車庫で飼っていました。ベッドを作ってあげて、ごはんもそこであげて。
でも、寒くなって来たので冬の内は家の中で飼っていました。

猫友達もいたみたいでよく他所の猫が家に尋ねて来たし、家の猫もどこかに出掛けている様でした。
でも、夜ご飯の時間には帰ってくるという生活を続けていました。
時々どこかの家に閉じ込められて1日帰ってこないという事があって、その時はとても心配で眠れなかった物です。「どこかで死んでるんじゃないか」と思って、泣きました。
心配なので私は完全室内外をしたかったのですが、母が外に出したがってダメでした。
「猫が外に出たがってる。」「かわいそう。」と言って、外に出していました。

心配していた事が起こってしまいました。
ある日の夕方、帰ってこないので探しに行きました。家の前の道路で轢かれていました。
私は泣きました。こんなに悲しいことがあったでしょうか。

次の日、市役所に電話をし火葬の予約をしました。
遺体を残しておくのはとても可愛そうで、すぐにでも弔ってやりたかったからです。
ペット用の焼却場で弔ってやりました。
49日過ぎた時、家の庭にお墓を作って埋葬しました。
名前と無くなった日を石に刻み、毎年命日には線香をあげています。

やっぱり、室内飼いにするべきでした。

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