僕の味方だった愛犬の死。泣かずに幸せに過ごすことが、愛犬も望んでいるのかなと思う。

僕が小学生の頃愛犬の「れん」がこの世を去りました。

れんは僕が生まれる少し前に我が家の家族として祖母が連れてきた雑種の犬です。れんという名前は男の子っぽいですがれんは女の子です。

れんは僕をいつも学校から帰ってくると尻尾をふって出迎えてくれました。どんなつらいことがあってもれんだけは僕の味方な気がしてそれだけで毎日頑張れました。

ある朝起きるとれんは死んでしまっていました。そのときは親に言われるがまま段ボールの中に眠るように亡くなっていたれんに線香をあげて学校に行きました。

そのときはあまりのことに涙も出ませんでしたが、帰ってきていざれんがいない日常になったことに涙がともりませんでした。後から両親に聞くと夜中に最後の遠吠えが聞こえたと聞き、ますます涙が止まりませんでした。

れんが亡くなって改めてその大きな存在に気づきました。「れんにどれだけ支えられてきただろう。」「僕はれんに何かしてやれただろうか。」「れんはうちに来て幸せだっただろうか。」そんな気持ちが小学生ながら頭をぐるぐるしていたのを今でも覚えています。

当時は親がいないときはれんのことばかり考えて部屋で一人泣いていました。「くよくよしててもうれしくないよ。」そんなことをれんが言っている気がして今は安定しています。

今は猫を一匹飼っています。雑種で色もれんと同じ茶色の捨て猫でした。この子がなんとなくれんの生まれ変わりな気がしていま幸せに暮らしています。

今でもこうして過去を振り返ると涙が出そうになりますが泣かずに幸せに過ごすことが、れんも望んでいるのかなと思っています。