うちの愛犬のミニチュアダックスフンドの「チャコ」が、今年と10月に亡くなりました。出会いは10年ほど前でした。ある日、うちの家の玄関の軒下で、うずくまっていました。そこで、警察に連れて行きましたが、飼い主は見つかりませんでした。半年が過ぎ、うちで引き取ることになりました。野良犬とは思えず、誰かが、捨てて捨て犬となっていたのだと家族、全員が思っていました。年齢もわかりませんでした。もちろん、名前もわかりまえせんでした。そこで、名前をつけることとなり、毛並みが茶色だったため、「チャコ」と名付けました。「チャコ」は、捨て犬とは思えないほど、人懐っこい犬でした。基本的には、祖母以外は、働きに出ているため、祖母といっしょに平日はすごし、家に帰ってくると、「くーん、くーん」ないて、おねだりしてくる犬でした。「チャコ」は、犬用のドッグフードを食べず、人間が食べているのを見て、食事を欲しがりました。しかし、体には悪いようで、アレルギーがでて、とてもかゆがりました。それでも、人間が食べるものを「くーん、くーん」と、ないてほしがりました。しかし、だんだん目が悪くなり、目ではだれか判断できずようになり、匂いで誰かを判断するようになりました。それでも、人懐っこく、来客をもてなし、みんなから、褒められるような犬でした。しかし、今年に入りお腹にしこりができはじめて、一か所のみならず、複数か所できたため、動物病院に連れて行くと、癌だといわれ、手術しないといけないといわれました。しかし、老犬だったため、麻酔ができるかをまず、調べられました。そこで、麻酔に耐えられると、獣医にいわれ、癌の手術をしました。手術は成功して、入院してから、帰れると獣医にいわれ、帰って安堵していたら夕方動物病院から、電話がかかり、「チャコ」が、危篤状態になり、自然呼吸が出来なくなったと言われました。そして翌日、息を引きとりました。火葬して、骨となりました。むなしさや悲しみなど、いっぺんにおそってきました。それでも、受け入れないといけないと、思いました。生あるものは、死も直結するということを身にしみました。
家の前でうずくまっていた愛犬 ガンの手術に成功したはずが突然の危篤状態で翌日息を引き取る 悲しみが一気に押しよせる
