一緒に寝るまでになった愛犬の老衰。はじめて同等の存在だとわかる。贅沢をさせてあげたかったと後悔。

愛犬コロとの出逢いは私の母親が職場の人から譲り受けたのが始まりでした。
捨て犬だったらしく最初は全然懐いてくれませんでした。
家族が諦めたさなか、元々動物が好きな私はそれでも世話をし続けどんな時も離れませんでした。

時がたち、コロとの距離はもう一緒に布団で寝るくらい縮まっていました。
汚い人間よりずっと純粋で温かくてずっとこのまま続けばいいななんて思ってました。

しかし、やはり時間には逆らえませんでした。
残酷にも買い物から帰って来たとき
コタツでコロは冷たくなってました。

老衰でした。

目の前が真っ暗になり、何もわかりませんでした。人生唯一の安らぐ場所が失われた瞬間でした。その時、もうコロは私のなかではペットの枠とかではなく同等の存在であったことに気づきました。いや、思い知らされたと言うべきでしょうか。今でもこうして思いだすと食欲不振に陥ります。しかし、こうして文章にする事で不思議と昔よりは整理がつくようになったかなと思うときがあります。

ただひとつやはり後悔はあります。
捨てられていた時を忘れるくらいもっと贅沢させてあげたかったとか
私といて幸せだったのかなとかの数々。
動物と一緒に暮らしていた方ならみんなあると思います。

今ここに同じ悲しみにくれているのであれば言いたい。
絶対辛いからと言って忘れないで
ずっとその後悔を引きずって歩んで行ってほしい
あなたの悲しいという思いがその子がいたという証になるのですから。