愛犬のさくらは16年間一緒でした彼女は飼い主が見つからないと保健所に行く事になっていた子で私の父が可哀想だと思い引き取りました私は当時6歳で一人っ子でしたですので彼女が家に来たとき私に妹ができたと思いましたさくらは賢い子でどんなに起こっても噛まず知らない人が家に来たら吠えるという番犬もしてくれましたさくらは水が苦手てお風呂に入らされるのをとても嫌がっていましたお風呂にいれるといつも暴れて言うことを聞きませんでした私が悲しいとき彼女はそばに寄り添ってくれましたまるで私の心がわかるように私の膝に頭をおいて一緒にいてくれました本当にとても大切な家族でしたですが半年前癌で倒れ亡くなってしまいました正直最初は違和感しかありませんでした犬小屋を見ればいつもいたさくらが何処にもいなくて心にぽっかりと穴が開き亡くなった事を思い出して涙が出るという毎日の繰り返しでした夢にも出て来て愛犬一緒に楽しく遊ぶ夢を見た後目が覚めて現実に戻ったとき悲しみと吐き気が同時に襲ってきました気分転換に外に出ても飼い主さんが犬を散歩しているところを見て愛犬の事を思いだし心が不安定になることがとても多かったです生きていた頃はなんにも思わなかったのに亡くなったとき初めてさくらの有り難さや大切さをかんじました彼女は自分の心の大半をしめていたのだともっと遊んであげれば良かったもっと大切にしてあげれば良かった私といて彼女は良かったのだろうか彼女は幸せだったのだろうかそんな気持ちがいつも駆け巡ります仕事中も真剣に取り組まなければいけないのに彼女の事を思いだし心が不安定になることが多く普段ならしないミスもしてしまうことがありました今は大分落ち着きましたがそれでも時々思い出して涙を流す事があります新しい子を買えばこのペットロスから解放されるのだろうかと思いましたしかしあの子と別れてから死というものが怖くなりもし別のペットを買ったとしても結局死を見届けなければならないそうなるとまた辛いことになるそう思うとペットを飼うことができませんまだ私は当時立ち直ってはいませんですが出来るだけ気持ちを変えたいと思い趣味を作ることにしました軽いランニングですが少しだけ心がすっきりするので私と同じような悩んでいる人はやってみる事をオススメします
もっと可愛がってあげてたらよかったと愛犬の死で
