僕とペットとの出会いは、彼女と同居した時に彼女が実家で飼っていた犬でした。当時は3歳でちっちゃくてかわいいので愛情をもって育てました。しかし13歳の誕生日の一ヶ月前に亡くなりました。最後はぐったりしながら僕らの寝ている布団の上で亡くなりました。動物を飼うのは初めてではないですが、実家で飼っていたためにペットの死を目の当りしたのは初めてでした。正直どうしたらいいかもわからないほど辛く、悲しかったです。病院に通っていたので、先生が「何かあれば夜中でもいいから電話ください」と仰ってくれていたので、夜中の12時にもかかわらずお電話させていただき、「僕でよければ最後診させてください」と仰ってくださいました。病院まで車で10分くらいの距離なんですが、頭の中は当然整理が付いていませんでした。夜中にもかかわらず最後診ていただいた先生には感謝しています。本当にみんなにかわいがってもらえた愛犬でした。しかしやはりもっとかわいがってあげればよかった、もっとこうしてあげればよかったと沢山の後悔が沸いてきました。本当にこの子は幸せだったか。そう考える度に涙が溢れてきます。まだ現在は新しくペットを飼う気になれません。もちろん犬は好きですが、犬が好きというよりも「あの子」が好きだった感情のほうが大きいです。最後僕と彼女で看取れてあげれたのはよかったですが、もっと長生きしてほしかったです。やはり命なのでいずれはこうなる事は覚悟しなければなりません。今どんなに精一杯いろんなことをやってあげても、亡くなった後には必ず後悔の念が押し寄せてきます。僕も精一杯やったつもりですが、もっと可愛がれたんじゃないかという思いでいっぱいになりました。ただ、僕らは愛犬がいてくれて間違いなく幸せでした。もう一度会えたならそう言ってあげたいです。たくさんの人に可愛がられて幸せだっと今は思います。
愛犬の死から湧き出る感情 もっと可愛がってあげてたらよかったと
