時間が経つほど実感する愛猫の死、子供がうまれ構って上げられなかったことを後悔

ココと出会ったのは私がちょうど二十歳になった頃でした。


当時はまだ実家に住んでいて、母がココを買ってきました。


ココはメスのラグドールでした。


毛色の出方がおかしいという理由で格安で売られていたそうです。


それと関係あるかはわかりませんが、ラグドールは人形のようにおとなしく抱っこされるのが好きな猫と言われているのに、ちっとも大人しく抱かれない、暴れん坊の猫でした。



そして時が過ぎ、私も結婚して子供が生まれ、ココは13歳になりました。


実家がペットを飼えない事情があったため、私がココを飼っていました。


この頃、私は子供の世話でいっぱいいっぱいで、ココのことはほとんど構ってあげていませんでした。


ココはすっかり老猫になり、一日中寝て過ごしていました。



ある晩、私はいつもは寝室のふすまを閉めて寝るのに、なぜか、少し開けて寝ようと思いました。


今思うと、ココが何かを伝えたかったのかもしれません。


次の日の朝、起きると、ココはいつもの場所で横になって冷たくなっていました。


昨日までご飯もたくさん食べていたし、普通に歩いていたのにどうして!?と、現実を受け入れられない
と同時に、育児で余裕のなかった私は、心のどこかでホッとしている自分がいることに驚きました。



ココが死んだ直後は取り乱したりもせず、思っていたより冷静でいたと思います。


それが1週間経った頃、寂しくて苦しくてたまらなくなり、毎晩寝る前に涙が止まりませんでした。


純粋に、いなくなって寂しいという気持ちはもちろん、いくら育児が大変とはいえ、もっと構ってあげればよかった、もっと頻繁に病院に検診に連れて行っていたらもっと長生きできたかもしれないのにと、後悔の気持ちが溢れました。


あの晩、ココの様子を見に行っていれば、何か違ったかもとも思いました。



今は、子供が小さいこともあり、ペットを飼うことは考えていません。


私の気持ちとしても、また別れが来ることを思うと、辛くてペットを飼いたいとはまだ思えません。


将来、もしも、もう一度だけちゃんとペットと向き合いたいと思える日が来たら、その時はまたきっと猫を飼うと思います。


だってやっぱり、猫って、最高に愛しい存在だから。

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