現在49歳、身体が弱く独身ですが、要介護1の高齢の母と静かに暮らしてます。今まで3匹、犬を飼った事がありますが、最後に飼った犬が死んだのは18年前です。真っ白の秋田犬のメスでした。私が進学の為に家を離れてる時、生後半年の子犬がもらわれて来てました。帰省の時、初めて会いましたら、他人を見る目で見られてしまいました。私はこの家の娘で、あなたよりも古株なのよ。それにしても、なんて綺麗な犬でしょう。弟が女優のマリリンモンローが身につけていた白い毛皮のイメージとよく似てるという事でモンローと名付けました。私が卒業後、家に帰りましてその後10年近く一緒に過ごしました。飼い主孝行で13年半も長生きしてくれましたのに、介護は亡くなる3日位しか、必要なく、あっという間に亡くなりました。後悔してる事は犬の飼育書をもっと読めばよかったかな、という事です。大きな物置につないで飼っておりました。広々としてよいかと思ってたのですが、犬はオオカミの巣穴のイメージで狭い所に入って休むと安心するそうですね。毛布でも入れてやれば、暖かそうですしね。若い頃は冬に雪が降るとお腹をこすりつけて遊んでましたが、晩年は布団と毛布を敷いてやると喜んでました。食べ物も特に齢をとってからはもっと気を遣ってやればよかったと思います。結構食べない方が良いものもあるみたいで。でも1週間に2羽、自家製鶏がらスープをやってたのはよかったのでしょう。一滴も残さず、容器をなめてました。冬に亡くなりまして自宅の庭に深さ1m位の大きな穴を掘って埋めました。新聞紙を敷いてセーターをかけて、花と食べ物を入れて。動物が掘り返さないようにトタンをブロックで飛ばないようにおいて。春に花壇を作りました。最初の年に色々な種類の花がミックスされてる種を播きましたが、ピンクと白のおいらん花の大輪が一つずつ咲きまして、モンローが会いに来てくれた気がしました。もう18年になりますが、なるべく踏まないように花を植えてます。そして、犬を飼ってた頃は現れなかった狸が柿の実を狙って出没するようになり、遊び場にしてた休耕田はキジの縄張りとなりました。
49歳・女性・お墓の花壇と他の動物が癒してくれました
