4年前にマンチカンのユメが亡くなりました。腎臓病が原因です。私の家族はみんな動物が大好きなので、小さな頃から犬を飼っていました。犬が一番可愛いと思っていたのですが、友人が猫を飼っていてだんだん猫にも興味を持つようになったんです。社会人になってから、初めて猫を飼ったんです。それがユメです。ずっと猫との生活はどんな感じだろうと思っていたんですよね。ユメは陽気で好奇心が強くとても可愛い猫でした。ユメが亡くなってからはずいぶん自分を責めました。腎臓病に早く気づくことができなかったんです。かなり悪化してから動物病院へ。腎臓病だと言われて本当に驚きました。確かにおかしいなと思うことはあったんです。水をたくさん飲むようになったり、食欲がなかったりなど。ユメが亡くなってからは、楽しかった仕事も友人と出かけることも嫌いになりました。何をしてもユメのことが頭から離れず、もっと早くに気づいてあげていたら・・と思ってしまうのです。夜に眠れなくなり、心療内科で安定剤や睡眠薬などをもらって過ごすようになりました。猫が亡くなった友人達と話をして、一緒に泣いて悲しみました。ユメが亡くなって2年ぐらいは毎日のように泣いて元気が出ませんでしたが、3年目から少しずつ笑えるようになりました。でも、今でもマンチカンを見ると泣いてしまいます。友人から泣きたい時は泣いていいと思うと言われて、心が楽になりました。私はユメを思って泣くことを我慢していません。でも、泣いた後はユメに「天国で会えるよね」と心でつぶやき、前向きに仕事に取り組むようにしています。
腎臓病で亡くなった愛猫 後悔から心療内科に通うように 苦しかったが3年目からはすこしずつ笑えるようになった
