子供とともに育てていたハムスター、短い時間でも愛情をかけていたので割り切れず

わが家では何匹かのペットを飼っていますが、それぞれに私たちなりの愛情を掛けて育てています。


過ごした長さやかかわり方で愛着度合いも多少は違いますが、小さい動物だから、育てた期間が短いから情が移らなかったということはありません。


子どもが熱望したハムスターをわが家に迎えました。


「自分で面倒見る」と子どもは言うものの、日々のお世話に関してはやはり親の私が気を付けることも多く、扱い方にも慣れるとやはりかわいく思えてくるものです。


ハムスターは犬のように吠えたりしない分、気を付けて見守ることがお世話の第一歩です。


生後1か月くらいの子が次第に成長して私たちにも慣れて手に乗ってきたりするようになり、子どもが学校から帰って一緒に遊んだりするのが楽しみでした。


ハムスターは元々2~3年しか生きないとは言われていたのですが、その子は生後1年もしないうちに死んでしまいました。


このところ動きが緩慢だなと思って気を付けていたのですが、初めてのことで冬支度かと思ったりしていると、ある日明らかに弱った様子でしたので子どもも希望したので動物病院に連れて行きました。


ハムスターは小さいのでレントゲンや麻酔などが負担になるためにできる検査や治療もあまりないとのことでしたが、排せつを促す薬を処方してもらって家でスポイトで飲ませたりしました。


あまり有効ではなかったかもしれませんが、できる限りのことはしてあげたということが子どもの精神的な面を考えても良かったと思います。


その数日後に私の手の中で息を引き取りました。


子どもと共に泣きながら体をさすってさよならして、庭にお墓を作りました。


それから何日も、子どもが学校から帰って来ると、今までのようについ部屋の隅のハムスターのハウスの有ったところへ行こうとして「あ…居ないんだ」と涙を浮かべる様子に私も涙が出ていました。


あまり関わらなかった家族からは、「何年もいたわけじゃないんだし、どうせ長生きはしない動物だからね」などと言われましたが、私と子どもは短い時間でも愛情を掛けてお世話をしたので、簡単に割り切ることはできませんでした。


二人で思い出を話し合ったりして、何とか次第に悲しみが癒えて行きました。


ペットとの別れは悲しいものですが、それでも一緒に過ごす時間は大切な思い出になります。

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