高校生の頃どうしてもペットが欲しくてハムスターを番いで飼うことになりました。小学生の頃からペットを飼いたいと両親に懇願してましたが、なかなか承諾を得ることができなくて、、、、それが引っ越しを期に初めて許可され、嬉しかったのを覚えています。家族でペットショップへ行ってホワイトスノーのオスとジャンガリアンのメスを飼いました。毎日ゲージを覗くのが楽しみでした。私には弟がいて、当時は中学生でしたがゲージの掃除に水替え餌やり全てやってくれていました。清潔なゲージで心地よかったと思います。それくらい我が家にとってペットは新鮮で可愛くて癒やしの存在だったのです。最初のうち二匹はかなり激しい喧嘩をしていたので心配でしたが無事7~8匹赤ちゃんを産んでくれました。ジャンガリアンがおっぱいをあげる姿はお母さんらしくて好きだったのでよく覚えています。冬になると脱走してしまい、コタツで発見!なんてこともありました。きっと寒かったんでしょうね。ハムスター用のコタツをセットしゲージを固定させ脱走は防げるようになりました。しかし数日してまたもやハムスターが脱走してしまいました。唯一ゲージに残っていたホワイトスノーは亡くなっていました。寒くて冬を超えれなかったようです。ゲージを固定した自分たちを責めたのを思い出します。小さな命が自分のせいで亡くなってしまったのか、、、そう思うと胸が苦しくて切なくて二度と帰ってこない時間を巻き戻したいとさえ思いました。小学生の頃ペットを飼うことを承諾してくれなかった両親の気持ちが今になって分かります。どんなペットでも大切な家族で失った傷が癒えるまでかなりの時間が必要になります。今でもハムスター飼いたいなそう思うこともありますが私はまだ飼えません。
脱走を防ぐための対策で亡くなったホワイトスノーをみて、はげしく後悔した
