猫と会えたこと、ペットに感謝していること、また会いたいと思うこと

私とその飼い猫は高校生の時の学校のからの帰り道でした。雨の中ぴくりとも動かず倒れていたので、放っておけず、保護しました。
家につれて帰ると、両親は飼い主を探す間だけならとこの猫が家にいることを許してくれました。でも、子猫の可愛さにみんなメロメロ。我が家のペットとして迎えることになりました。
亡くなったのは、猫が12歳の時です。とても元気で毛並みもよく、健康そのものだったので家族全員長生きするだろうと思っていました。
亡くなる前年の夏からとても食いしん坊だったのに、急に気に入った物しか食べなくなり、何だか元気がなさそうな日がちょこちょこありました。秋には、1度病院に連れていきましたが特に悪いところは見当たらず。
あまり食べない、動かない日が続き冬には少し目に見えて痩せてしまいました。
実はその年の春から、私は仕事の完成で遠方に引っ越していました。なかなか猫には会えない日には、家族に猫の様子を電話で聞いていました。
「そろそろ猫は長くないかも」と、翌年の1月に家族から連絡がきました。食べ物もほとんど食べないそうです。
私は1週間後、急いで新幹線に乗り帰りました。あんなに堂々とツヤツヤしていた猫が、ガリガリ毛並みもボサボサ、何だか変な匂いもしました。
私は猫用の栄養ドリンクのようなものを1日に何回もあげながら、3日間ずっと傍にいました。すると今まで寝たきりでトイレもままならなかった猫が小走りしたり、外の景色を見に行ったり何だか気力が出てきた!と家族も喜んでいました。
でも私が家を後にしたあと、1週間もたたないうちに猫は亡くなりました。
猫は変化に弱いと聞きます。あまり甘えに来なかった猫でしたが、お世話をしていた私が急に居なくなり、ストレスを感じていたのでしょうか。
すごく後悔しています。もっと会いにくればよかった、地元でもっと仕事を探せば良かった、と。寝れない日が続きました。もう1度だけ会いたい、最後の半年は幸せだったのか?とは悲しくて考えたくもありませんが、今はその猫にとても感謝しています。私も家族も毎日が本当に本当に楽しい日々でしたから。