別れはなんだってつらいけど、いきなり此の世から大好きな存在がいなくなってしまうことは非常に苦しく悲しいものです。わたしが小学校3年生のとき、セキセイインコをもらってくれる人を探していると母から聞き、それまでインコなどの鳥類は別に好きでも嫌いでもなかったのですが、せっかくもらえるなら育ててみようと思い、もらってきてと頼みました。1匹だとおもったら、なんと5匹も赤ちゃんのセキセイインコがきました。色もそれぞれ違くて、でも最初は見分けがつかなくて適当に名前を付けていました。1か月後、寒すぎたのかなんなのかわかりませんが、段ボールで飼っていたセキセイインコが4匹亡くなってしまいました。そのときもかなりショックだったのですが、でも残った1匹を大切に育てようと思い、毎日大事に育てました。赤ちゃんから育てるとインコもかなりなついて、指をさしだすと手に乗って、飛んで頭の上に戻ってきてくれたり、すごくかわいらしいです。わたしが歩くとあとをついてきて、いつのまにか、家族になっていた感じがしました。2年がたち、かなり成長して小屋も新調したり、巣をつくってあげたり、これからもずっとずっと一緒にいるものだと思っていたのに、病気になってしてしまい、大手術をしました。本当に自分もパニックで医者になんて言ったのか覚えていません。入院2日目に息を引き取りました。おもいだすとつらいですが、すてきな思い出ばかりを与えてくれた彼に感謝して、命日にはこれからも過ごした日々を思い出したいと思います。
手術の2日後になくなった大好きだったセキセイインコ 思い出すのはつらいけど楽しかった思い出に感謝
