うさぎの死。自分ですべてしなかったことを後悔。悲しみは時間が癒してくれるが、寂しさは何年も続く。

4年前、10年飼っていたうさぎが亡くなりました。
ペットショップで一目惚れをして買い、それから食事や小屋の掃除、ベランダで散歩などの世話はわたしがすべてしていました。もちろん結婚してからも自分で世話をするつもりでいました。
動物病院には爪切りをしに定期的に行っていて、その時に体調も見てもらっていました。その日も特に何も異常はないと言われて、安心して家に帰りました。そして移動用の小屋から家の室内用の小屋へ移すときに、それは起こりました。今の旦那が移してくれたのですが、その時にうさぎが足を痛めてしまったのです。
うさぎは痛みを訴えることはできません。ですので、最初に異変に気づいたのは食事をしなくなったことです。よく見ると足も引きずっていて、次の日に動物病院へ行きました。そこでは足が腫れていて、そこに膿がたまっていると言われました。抗生物質と、食事を取れていなかったので、注射器でうさぎ用のペレットをあげるよう指導を受けました。
先生の指示通りにしていましたが、食事も受け付けず、徐々に弱っていきました。足を引きずりながらでも歩くことができていたのが、そのときは動くこともできなくなっていました。
もう一度病院に受診すると「体力が落ちてきているので、今日は点滴をして、2日後に手術をして膿を取り出しましょう」と言われました。けれども点滴をしても衰弱した体力は回復せず、手術を受ける前になくなってしまいました。
足をくじいたことが原因で、足が腫れ、その痛みが原因で食欲減退につながり、死んでしまった。そして足をくじく原因は、わたしが夫へうさぎを小屋へ戻すように頼んだこと。そんなことをずっと考えていました。自分で小屋に戻せば良かった。そうずっと後悔していました。
火葬するときも、骨壷に入れるときも、悲しくて涙が出て、家に帰って空っぽの小屋を見るたびに泣いていました。悲しみは時間が和らげてくれましたが、寂しさは何年も続きました。
今は殺処分される前のうさぎを引き取り、飼っていますが、今でもあのうさぎのことを思い出します。うさぎの寿命は10年です。またわたしより先立たれてしまうと思いますが、今度は自分のミスで死なせないように、苦しい思いをしなくていいように、後悔しないように、今このうさぎと一緒に生きています。