魚がなくなってペットロスになった体験談

無知で行動が遅い飼い主でごめんね 金魚を亡くしてから知ったいろいろなこと

私は両親と姉の4人家族で、幼い頃は、小さな団地に住んでいたので、母からペットを飼うことは禁止されていました。
そのため、幼い頃からの夢はペットをかうことでした。

成人し、姉と2人暮らしを始めてすぐにペットショップに行き、本当はワンちゃんやネコちゃんを飼いたかったのですが、ペットショップで見つけた金魚に心を奪われ、金魚を飼うことになりました。
金魚は、ピンポン玉のような形で、唇が赤かったので「リップ」と名付け、毎日水槽の中を楽しそうに泳ぐ姿を見て、ほんとうに飼ってよかったなと思っていました。

リップを飼って半年ほど過ぎた頃に、リップに友達を、と思い、もう一匹、新しく金魚を飼い、頭に赤い丸い模様があったので、「日の丸」と名付けました。

日の丸と一緒に暮らすようになって2~3日たったある日、朝起きたら姉が「リップの様子がおかしい」と言いました。
ふと水槽をみると、リップが白いモヤモヤに包まれていました。
でも、元気そうに泳いでる。
日の丸は普段と変わらずに元気そうに泳いでる。
姉はその日、仕事の帰りが遅かったため、仕事の帰りが早い私にリップを病院に連れていくように言いました。
その時点では、大したことないことだと思っていました。

その日の仕事の休憩中になにげなくスマホで「金魚 白いモヤモヤ」と検索すると、白雲病という病気で場合によっては死んでしまう病気だと知り、居ても立っても居られなくなりました。
不安で心配なまま、仕事帰りにペットショップに寄り、店員さんに状況を説明するとすぐにお薬(水の中に入れる粉のようなものでした)をもらいました。

急いで家に帰り、水槽を見ると、リップはぷかぷかと浮いていました。
日の丸を見ると、バシャバシャと溺れているような様子だったので、泣きながら薬を水の中に入れました。
薬で色が青く変わる水槽の中で、私が見たのは、ぷかぷかと浮いているリップと日の丸でした。
溺れているように見えたのは、浄水の下に日の丸がいたから動いているように見えただけで、実際にはもう、亡くなっていたのです。

私はその場で崩れ落ち、声もでないような状況で姉に電話しました。
姉は仕事中でしたが、すぐに電話に出てくれて、姉も泣いていました。

朝の時点で、どうにかしてあげられなかったのか。
仕事を休んだり遅刻してでも、病院や薬をもらいに行けば、助かったのではないか。
そんな後悔ばかりしてしまいます。

また、原因は、新しい金魚を何も考えずに水槽に入れたことでした。
無知だったのです。
何も考えずにした私たちの行動が2匹を亡くす原因になってしまったのです。

もう10年以上前のことですが、あの時の気持ちは今でも忘れられません。

だけど、後悔してもリップと日の丸は戻ってこないので、ふと思い出した時には目を瞑り、元気そうに泳ぐリップと日の丸を想像して、安らかにと心で呟いています。