31歳の専業主婦です。愛犬との出会いは動物病院でした。愛犬は保護犬で殺処分される寸前を動物病院の先生が救ってくれた命です。父の仕事で動物病院の先生と関わりがあり飼うことに決まりました。我が家では犬を飼ったことがなく、私がまだ独身のときのことです。最初は警戒して懐くことがなかった愛犬ですが、時とともに家族の一員になりました。老犬だったこともあり活発に動き回るようなことはありませんでしたが、存在自体が癒しで眠たそうな目で見つめてくる姿は今でも忘れることができません。私は自分が精神的に不安定な時期があり愛犬に癒されることが多かったです。老犬ということもあり動物病院に通うことも増え、亡くなる前には一度ICUにも入りました。もう残りわずかな命を感じた瞬間でした。動物病院にはたくさんお世話になりお薬もたくさん飲んでいた愛犬でしたが、最後は家族が外出中に自宅で亡くなりました。誰も看取ることができなかったことを思い出すと今でも後悔する気持ちと幸せだったのかな?と疑問に思います。保護犬だったこともありどんな人生を送ってきたのかもわからず最期は我が家で過ごすことになった愛犬のことは今でも忘れられません。動物病院の先生は亡くなったと連絡をすると葬式をすることを勧めてきました。私は実家暮らしから当時お付き合いしていた彼と同棲を始めていたので亡くなったという連絡を受け驚きました。葬式をするから来れたらおいで、と言われ彼と向かいました。亡骸は私が一緒に過ごした時よりも小さく感じ、まだ生きているような生命力もあるように思ったことを覚えています。私は愛犬の葬式に出席できたことはよかったと思っています。また犬の葬儀場・火葬場があることを知りませんでした。動物病院の先生の勧めで火葬することになりましたが、家族全員が最高の別れができたと言っていました。お金はかかります。しかし、愛犬も家族と考えるならば最期の別れは火葬して葬式を行うことが重要だと感じます。
31歳・女性・動物病院の勧めで葬式・お別れをできてすっきり
