ネコがなくなってペットロスになった体験談

突然死した愛猫 外へ遊びに出したほうがいいだろうと思ってだしたことを後悔

うちで飼っていた黒猫のナツを亡くした体験談です。

妹が、ツーリング中に山で出会ったっ子猫でした。

とても小さく親とはぐれてしまったようで、ジャケットの中に入れて連れて帰ってきました。

それはそれは可愛らしい小さな黒猫でした。

名前をナツと付け、マンションの5Fで飼いはじめました。

ナツは好奇心旺盛で、頭のいい猫でした。

外には出ることができないので、たまにベランダに出て遊びました。

小さいうちに人の手で育てられたせいか、自分は猫!という自覚が薄かったように思います。

朝になると、母はナツに「姉ちゃん起こして来て」といいます。

すると私の部屋に来て、顔に鼻を近づけ起こしてくれました。

いわゆる鼻チュです。

遊ぶのも大好きで遊ぼうアピールをしてきます。

外を眺めるのも大好きでした。

よく窓から、遠くの山並みを長い時間眺めていました。

無邪気なんだけど黒猫独特のどこかミステリアスな雰囲気がありました。

家族皆がナツの可愛さに虜でした。

私の学校卒業とともに引越すことが決まり、新居へ引越しました。

今度は、マンションの1階です。

当時室内飼いの猫は、一生室内飼いの方が良いと言う知識がなく、1階だったこともあり、自由に遊べるよう外へも出すようになりました。

好奇心旺盛だったナツは、毎日外へ遊びに行き、出たり入ったりしていました。

私も就職が決まり、あまり構ってやれなくなり、母が毎日家で面倒を見ていました。

ある朝会社に行こうとしていたら、となりの方がやって来て、「マンションの入口付近で猫ちゃんが倒れているのはお宅のねこちゃんじゃないかしら?」といわれ、あわてて見に行くとマンションの入り口階段を登ってる途中で、ナツが倒れていました。

息はなくでもまだほんのり暖かく…。

会社に入ったばかりだったので、母に託して会社に行きましたが、ナツは助かりませんでした。

獣医さんによると、畑に仕掛けてあるネズミ用の毒団子を食べたんじゃないか。

ということでした。

子猫で箱入り娘だったナツは、何も知らずに食べてしまったのでしょう。

苦しく朦朧としながらも家まで戻ろうとしていたことが伺えて、たまらなく、切なさと申し訳なさと、悲しさとでしばらく立ち直れなかったです。

今でも可哀想なことをしたと思い出すと胸が締め付けられます。

今でも窓の外をずーっと眺めていたナツの黒く美しい姿を思い出します。