ネコがなくなってペットロスになった体験談

今も後悔がつきまとう愛猫の最期、病院選びと餌選びは慎重に

愛猫の「ナナ」が亡くなってもう5年になります。

真夏の炎天下に、バスタオルを敷かれた小さなバスケットの中でうずくまっていたナナを見つけた日から18年間、ずっと家族同様に可愛がってきました。

とても臆病で家族以外には懐きませんでしたし、抱っこされるのが苦手で甘え下手でしたが、夜寝るときはいつも私の布団で一緒に寝ていましたし、私がゴミ捨てでちょっと外に出ただけで「にゃーん」「にゃーん」と鳴いて私を探すとても可愛い子でした。

そんなナナも、15歳を過ぎる頃から徐々に体調を悪くすることが増えていました。

膀胱炎には数度かかりましたし、時折「てんかん」のようなけいれん発作を起こすことも出てきたのです。

そのたびに近所の動物病院に連れて行き、点滴や薬を投与していただいていましたが、けいれんの原因については「調べるのは時間がかかるし、わかったところで治療はできないかもしれない」と言われ、結局のところ何も手は打てず、ただただ発作が起こった時にケガをしないよう周りの危険なものを取り除く程度の対処しかできませんでした。

今思えば、餌の好き嫌いもなく何でも食べる子でしたので、それに甘えて食事が適当になっていたことが良くなかったのかもしれません。

最近になって、市販のペットフードの中には、ペットの体に良くない成分が含まれている商品もあることをネットで知りましたが、当時はそのような知識もないまま、何も考えずに「安いから」「食べるから」でペットフードを選んでしまっていたことを今とても後悔しています。

それ以上に今も考えてしまうのが、「もっと頻繁に病院に連れていくべきだったのではないか」「人間のようにセカンドオピニオンも考えるべきだったのではないか」ということです。

亡くなる1週間ほど前には、ナナは腎不全を起こしてしまっており、病院で点滴を受けたものの、もう立つことも自力でトイレに行くことも食べものを口にすることもできなくなっていました。

病院では「18歳だし寿命と考えてください」と言われました。

私はその言葉をそのまま信じてその後病院に連れて行くことはせず、家で看取ることを選びました。

しかし、その選択について、今になっても後悔の念が私につきまとって離れません。

「あの時別の病院に行っていればもしかするともっと長生きできたのでは?」
「立てなくなった後も、やはり病院に連れて行くべきだったのでは?」
ナナのことを思い出すたび、その言葉が頭をよぎります。

次にもう一度ペットを飼うことがあるとすれば、今度こそは出来るだけ後悔のないよう、病院選びと餌選びをしっかり考えたいなと思っています。