犬がなくなってペットロスになった体験談

腎臓の働きが悪く亡くなった愛犬 人間とおなじものを与えたことに後悔

 今から20年くらい前、母と二人で入った喫茶店の斜め前にペットショップがあり、母も私も「動物でも見て癒やされよう!!」なんて軽い気持ちで入ったその店にチロがいました。

それがチロとの出会い。

 生後4ヶ月のチワワで狭い檻の中から私たちを食い入るように見つめてきた。

「かわいい~」を連発していると、お店の方が「抱きます?」なんていうものだから、ついつい抱いてしまった。

もう本当に可愛くて私はつい勢いで飼ってしまいました。

 それからというもの、寝るのも起きるのも一緒。

ご飯を食べるのも膝の上。

家族中がチロのとりこになりました。

 飛行機に乗って北海道までも旅行した。

 一緒に生活をしていると、やっぱりどうしてもだめなところがあって、チロは人間の食べるものをとても欲しがりました。

そこは、私たち人間がしつけとして、人間の食べるものをあげなければよかったのですが、ついつい与えてしまい、結果チロを太らせることになってしまいました。

 獣医さんにも注意され、何とかダイエットしようとがんばりはしたけれど、成果はそれほど出ませんでした。

 やがて私は嫁にいきました。

アパートは動物禁止でしたので、実家においてでました。

毎日散歩をしに帰ったりもしました。

亡くなるその日まで・・・
 その夜、母親から電話がかかってきて「チロの様子が変だから今から病院に連れて行く、姉ちゃんも来て!!」
 私は着の身着のままで車を運転し、母親が駆けつけている病院へと急ぎました。

しかし駆けつけた時にはすでに亡くなっていました。

 母の話では病院に着く200メートルくらい手前で亡くなっていたそうです。

その日散歩の時チロを抱き上げたとき何となく身体全体がむくんでいるような感触がしました。

腎臓の働きがよくなかったようです。

 やはり人間の食べる、動物にとっての濃い味が、チロの腎臓に負担をかけてしまっていたのだなと後悔してもしきれませんでした。

 実家に帰るとしっぽを振って走って迎えてくれたチロ。

実家の風景はなんら変わらないのにそこにチロの姿が見当たらない・・・
 チロがいないことがどうしても信じられませんでした。

母も父も相当つらがっていました。

今、実家には「なんな」というチワワがいます。

今年で12歳を迎えました。

 チロの教訓をいかし、1日でも長生きしてもらおうと両親も頑張っております。