犬がなくなってペットロスになった体験談

ペットが死んだくらいで休むな!担任の暴言に傷つく 大事な家族なのに…

 ペットという言葉はあまり使いたくありません。

 本当に家族の一員でした。

 丈(オスの犬)とであったのは、小学校6年生でした。

近所で生まれた子犬を父が引き取ってきたので、我が家で飼うことになりました。

最初は、エサやりや散歩、掃除などが面倒でした。

しかし、遊んであげると尻尾を振りながら近づいてくる姿に愛着が出てきました。

中学生になると毎日のように散歩で、家のすぐそばの河川敷を走りました。

 毎日、一緒にいると本当の家族のようでした。

しかし、高校3年生の夏に丈は交通事故で死んでしまいました。

本当に辛かったです。

家族も全員、悲しみで辛い思いをしていました。

特に、丈をつれてきた父は明らかに脱力し、1週間は大好きなお酒を一口も飲みませんでした。

 私もとても辛く、学校を3日ほど休みたいと思いました。

決してサボりたいという気持ちではなくて、丈の葬儀や埋葬をして弔いたい気持ちでした。

家族も葬儀や埋葬について賛成をしてくれました。

父は、丈との最後のお別れだからということで、会社に有給を申請し、休みを取ってくれました。

私も学校に丈が死んで葬儀をする旨を伝えました。

そうすると学校の担任から驚くことを言われました。

担任の先生はペットが死んだくらいで休むなと高圧的に電話を切りました。

 ペットが死ぬということは、家族がいなくなるのと同じくらい辛い体験です。

ペットを飼ったことのない人は分からないかもしれません。

しかし、その悲しみを想像して、悲しんでいる人をさらに悲しむようなことを言わないことが大切です。

泣き顔は夫にみせず、実家の犬の仏前で夫が泣いてくれたことで気持ちが落ち着いた

実家に私が学生の頃に弟がもらってきた犬が居ました。

結婚で家を出てたまに帰省すると大喜びして甘えてくる子で、私が住まいに戻る時には拗ねてそっぽを向いたりと、私を好きでいてくれる気持ちが伝わってかわいいものでした。

ミックス犬で大きな病気をしたことも無く8歳になったのですが、急に太り始めたのが気になってはいました。

ある朝実家の母からの電話でその子が死んだことを聞かされました。

いつものように早起きの母が庭の草むしりに出ると、いつもはまとわりついてくるのにその時は犬小屋から出てこなかったそうです。

「年寄りになって寝ていたいのかな」と気に留めずに草むしりを始めた母ですが、しばらくして気になるので様子を見に入ったら目を閉じて息をしていなかったのだそうです。

体が弱って命が終わりそうだったのに、母が来る朝まで外の犬小屋で待っていて、顔を見て安心してさよならしたんだと思います。

私はすぐに実家へ向かいました。

ペット霊園の方が、「娘さんが来るなら火葬はしばらく待ちましょう」と言ってくれ、実家の庭で体に保冷材などを当てて寝かされていました。

普通に寝ているようにしか見えずに信じられない気持ちでした。

ペット霊園で火葬してもらい「小さな壺に入っちゃったね」と言い連れて帰りました。

私は住まいに戻ったのですが、気持ちは割り切ったつもりだったのにいきなり涙が出ることが続きました。

犬を飼ったことのない夫には分からないだろうと思い、泣き顔は見られないようにしました。

お風呂で一人声を殺して泣きました。

車を運転中にも急に涙がこぼれることなどもあり、気持ちの不安定な状態がしばらく続きました。

2週間ほどして夫と実家へ行ったときに、仏壇に置かれた小さな骨壺を前に夫が泣いてくれたので、私の気持ちも受け入れてもらえているのだと思い、それを境に落ち着いてきました。

親族や友人ではなくてペットでも大切な存在なのだから、悲しくなるのは当然です。

誰かに気持ちを分かってもらえると気持ちが楽になるのだと思います。