犬がなくなってペットロスになった体験談

13歳で、老衰で亡くなった愛犬への想い ペット用品からも目をそらした私を回復に導いたのは虹の橋だった

昨年、14年もの時間を一緒過ごした愛犬が旅立ってしまいました。

老衰でした。

生後半年くらいで我が家にやってきた愛犬。

コーギーのメスでした。

太くて短い足。

ぷりぷりで、食パンみたいなおしり。

真っ黒で、クリクリな目。

全てが愛おしくて、本当に本当に大好きでした。

亡くなる半年前くらいから、老いは感じていました。

散歩も喜ばないし、1日中寝てばかり。

居間で寝転がる愛犬の姿を眺めながら、「どうか、1日でも長生きしてくれます様に…」
といつも願っていました。

老いていく愛犬の姿を見て、愛しさと同時に切なさも感じながら過ごす日々が続きました。

愛犬が亡くなる前日、仕事の最中に母からメールがとどきました。

具合が良くないみたいだ、と。

病院へ行き点滴をしてもらってきたけれど、とても苦しそうだ、と。

ついに、恐れていた出来事が起きてしまった…。

張り裂けそうな心を必死に抑えながら仕事をこなし、すぐに帰宅しました。

座布団の上に横たわり、苦しそうになんとか呼吸をしている愛犬の姿を見た瞬間に、涙がポロポロと零れ落ちてしまいました。

がんばれ、がんばれ…。

頭を撫でながら、一晩中愛犬に寄り添っていました。

うたた寝してしまい、ハッとして朝方目を覚ますと、愛犬は眠る様に息を引き取っていました。

つい何時間前まで生きていたのに…。

どうして、ひっそりと旅立ってしまったの…。

動かなくなった愛犬を抱きしめながら、今まで経験した事がないくらいに嗚咽をしながらただただ泣き続けました。

家族皆で愛犬を見送り、自宅に帰宅。

暗く、ガランとした我が家。

オモチャやゲージ、首輪、リード…。

愛犬が残していった品々が目に入るだけで、耐えきれない悲しみが襲ってきました。

当たり前にいた愛犬が、もういない。

二度と会えない。

その現実は、言葉では表し様がないほどに辛いものでした。

愛犬が亡くなってからしばらくは、精神的にとても脆い状態が続きました。

空を見上げただけで涙が溢れてきたり、仕事にも身が入らず、一日中ボーっとやり過ごしたり。

買い物先でペット用品が目に入ってきただけで、いたたまれない気持ちになり目を逸らしたり。

どうしても愛犬の死を受け入れられず、現実から目を逸らして生きようとしていました。

そんな私の姿を見続け、見兼ねた姉からある日一通のメールが届きました。

URLが貼り付けられていたので開いてみると、「虹の橋」というサイトに繋がりました。

そのサイトに書かれていた文章を読み終えた瞬間、心がスーッと楽になっていくのを感じました。

そこには、全ての悲しみを救ってくれる暖かく優しい言葉の数々が書かれていました。

愛犬は、虹の橋を渡ったんだ。

悲しい別れじゃなく、また必ず会えるんだ。

そう思えた瞬間に、考えない様にしていた愛犬の姿が目に浮かび、とっても幸せな感情を取り戻す事ができたのです。

愛する事の幸せ、暖かさを教えてくれた愛犬。

命の儚さを教えてくれた愛犬。

愛おしい、愛おしい愛犬。

出会えた事への感謝で胸がいっぱいになり、空へ向かって「ありがとう」と伝えました。

その日から、私は愛犬の死を悲しんだ涙は一回も流していません。

今でも毎日愛犬の事を考えるけれど、そこにはいつも笑顔の愛犬がいます。