想像妊娠した愛犬 不妊手術をしたところ歩けなくなりその後衰弱死 後悔と怒りの感情が入り混じる
私が小学生4年生の時、友だちと習い事の帰りに公園に立ち寄ったら段ボールの中に黒い子犬が三匹捨てられていました。
ちょうど3人いたので一人一匹ずつ持ち帰り親に飼うことを許可をとりました。
最初は反対されましたが、このまままたあそこに戻したら死んでしまうと思い泣きながら頼んだらやっと許してもらえました。
黒いメス犬だったので名前をクロと名付けました。
飼い始めた当初は母親を恋しがってかずっと寂しそうな声で鳴いていました。
学校が終わるとすぐ帰ってクロのそばにずっといるようにしました。
クロは臆病でしたがお利口でお手や待てを簡単に覚えてくれました。
外で飼っていたので番犬にもなりました。
ある日、クロのお腹が大きくなっていることに気がつき、おっぱいをおしたらミルクが出ました。
妊娠してしまった!?っと思い犬はこれ以上飼えなかったので急いで病院で診てもらったところ想像妊娠と言われました。
ビックリしましたが妊娠していないことに安心しました。
そのまま不妊手術の予約をとってクロの手術をしてもらいました。
…がクロの不妊手術が終わり家に連れてきたら後ろ足が歩けなくなっていたのですぐに手術をした病院にその事を言いに行きました。
医者はそんなことは絶対にない、手術のせいではないと。
クロが頑張って歩こうとしても歩けず何回も倒れてしまうのを見て心が苦しくなりました。
そのまま徐々に衰弱していって看病のかいなく亡くなりました。
しばらくは落ち込んで学校でも泣いてしまったり立ち直れませんでした。
なんで不妊手術をしてしまったのだろうという後悔、病院をあそこにしてしまったのだろうと怒りさえありました。
今自分の子供が犬を飼いたいと言っていますがあの悲しみを我が子に体験させたくはありません。
でも子供が拾ってきたら自分も犬が好きなので飼ってしまうかもです。