愛犬が亡くなったことの悲しみ 犬を飼っている友人に話を聞いてもらって少し楽になった 供養することで自分の気持ちに整理をつけることができた
私が、五歳くらいのときに姉が黒い犬を一匹拾ってきて、買うことになりました。
もう一匹は、家族でペットショップに行って、柴犬とマルチーズの子供を買うことになりました。
黒い方をカリー、もう一匹をポピーと名付けました。
私は二人兄弟でしたが、この二匹も一緒に、二匹と二人で育ったようなものでした。
ポピーは雨や雷が苦手でとても弱虫なオスの犬でした。
雷がなると、小屋に戻り、でもご飯が食べたいから出てきて、その繰り返しをしたり、小屋が濡れると嫌がって中に入らず遠吠えをする。
そんな、人間のような可愛らしい犬でした。
カリーはすらっとしていて、賢そうな犬でした。
幼い頃、よく姉と一緒にカリーとポピーの散歩に行くと、私一人の力ではとても散歩させる事ができずに、よくポピーやカリーに引っ張られていたのをよく覚えています。
子犬を産まないように手術をしていたので、子犬は産まれませんでしたが、それでも、あの二匹と過ごした時間はかけがえのないものでした。
私が高校3年のとき、カリーがなくなり、大学進学で県外にいってるとき、ポピーがなくなりました。
カリーは朝起きると冷たくなっていて、ポピーの最後の時間にはほぼ一緒に過ごす事はできませんでした。
カリーは最後まで比較的元気でしたが、ポピーは、少しボケのようなものが入っており、私が最後に見たときには、あまり歩けなくなっていました。
私は、カリーがなくなったときは、高校生で、なくなった日にその姿を目にしました。
その日は苦しく、学校に行くのが辛く涙が零れ落ちそうなのを必死に我慢していたのを覚えています。
その日は授業もあまり頭に入ってこず、かなり落ち込みました。
しかし、犬をかっている友人にその話をしたことで、心が楽になったのを覚えています。
しばらくはかなり落ち込みましたが供養し、手を合わせることで自分の気持ちに整理をつけることができました。
私はポピーとカリーに出会えて幸せでした。
二匹にたくさんの思い出を作らせてもらいました。