39歳女性 猫友達の優しさに癒されました
猫好きで以前に3匹猫を飼っていました。
3匹とも捨てられていた子達でした。
今はもう3匹ともいなくなってしまいましたが、特に最後の子について書きたいと思います。
やはり猫好きの友達が「子猫生まれたから見に来て~!」と連絡をくれたのが、そもそもの出会いでした。
すでに2匹拾っていたので(今回は見るだけ!)と心の中では決意していそいそと友達の家に出かけていきました。
可愛い子達が4匹ヨチヨチと歩いている姿を見ただけでも幸せを感じていましたが、そのうちの1匹が正座をしていた私の膝にヨジヨジ登ってきたあげく、寝てしまったのです。
膝で小さく丸まって寝ているその姿を見たら、先ほどの決意はあっさりと崩れ気づいたら「もらって帰るね!」と家に連れてきてしまったのです。
とにかくすごい人懐い子で、家族にも他人にも愛想よくみんなから愛される子でした。
ただ、子猫の時から先輩猫と比べて水を飲むのが少ないなあとは思っていたのですが、やはりそれも原因となり尿結石が重くなっていったのです。
だんだんと血尿になってしまい、トイレに行っては苦しそうにしている様子を見て本当に可哀想でした。
病院に行っても何度も再発し、結局少しずつ弱っていく姿は辛かったです。
最後は自宅で静かに亡くなりました。
まだまだ若くて、元気だったのでまさかこんなに早くいなくなるとは思わずにしばらくは呆然としていました。
トイレにもついてくる、お風呂にもついてくる、猫ながらまるで忠犬のような子だったので、寂しさはひとしおでした。
そんな寂しさを癒してくれたのは近所の猫友達です。
猫はペットと頭ではわかっていますが、それでもかけがえのない家族の一員です。
近所の猫友達は共に涙してくれて、手紙やちょっとしたプレゼントを届けてくれたりしました。
「あの子は本当に可愛かったよね…」と思い出話をしてくれたのも助けになりました。
共に泣き、悲しみを共有してくれる仲間を見つけることが大きな支えになると実感しました。
もし近所に猫友達がいないと言う方ならSNSなどで猫好きな方と思いを共有されたらいいかもしれません。
1人で悲しむのもたいせつですが、誰かに慰めてもらうのもペットロスを解消していく大きな助けになると思います。