ペットロスを克服した151人の体験談

55歳女 同じ体験をした人と話す

55歳の主婦です。

パートで働いています。

私がこれからお話しするメスの黒猫ココと出会ったのは5年前の11月でした。

県の動物愛護センターから『飼い主募集中』と出ていた猫をネットで見つけ、引き取りました。

ココは当時4歳程度とのことで大人だったのでなかなか引き取り手がなかったようでした。

迷子になっていて保護されたそうで、人慣れしていて初日から家族の膝に乗って甘えて可愛がられました。

 ココの体調に異変が出たのはそれから3年後。

腎不全と診断され、1年の闘病の後亡くなりました。

まだ8歳。

うちの子になってからわずか4年でした。

 ココがいなくなってから毎日泣いてばかりでした。

何を見てもココの思い出に繋がり、車の運転をしながら、家事をしながら、お風呂に入りながら、いつも泣いていました。

外出して猫(特に同じような黒猫が)を見かけると辛いので出かけることも嫌になり、誰かに会って猫のことを話したくない、「亡くなった」という言葉を話したくなくて知人に会うことも嫌でした。

 私を心配した家族が「また猫を飼おう」と言い出したのはココの死からまだ1ヶ月後でした。

私は「とんでもない」と思いましたが「家にこもってばかりでは」と夫に連れ出され、保護センターや民間の譲渡会に出かけました。

そこで、猫の保護をしている方と出会い、夫が、最近猫を亡くしたことなどを話すうち、その方も何年も前に亡くした猫が忘れられず、今でもその子をスマホの待ち受けにしていることなどをお聞きしました。

お話を聞くうちに「この感情を持ったままでいいんだ。早く何とかしようと焦らなくていいんだ」と思い気持ちが少し楽になったことを覚えています。

その方は夫にも「まだ奥様は辛い時期だから落ち着くまで待って」と言ってくださいました。

 その2か月後、その方から連絡をいただき、思いがけず子猫を飼いはじめました。

チョコレートのような茶色いおてんばな子です。

それでも飼い始めはココを思い出して泣きました。

でも「ココの代わりに」ではなく「ココの分まで」愛情を注ごうという気持ちに変わっていきました。

 ペットを亡くした方へ。

同じようにペットを亡くし悲しい体験された方は気持ちを分かってくださって話しやすいです。

体験のない人によっては「ペットを亡くしたくらいでいつまでも」と分かってもらえず、こちらがよけい辛くなります。

 悲しみが癒えるまでには時間も必要です。

我慢せずに泣いてその子を想ってあげてください。