ペットロスを克服した151人の体験談

44歳男性、新しいハムスターがペットロスを癒やしてくれました

私は四十代の男性です。

私が二十代後半頃の体験を話します。

残業残業で帰宅するのが遅く、また帰宅する部屋に誰もいないのは非常にさみしかったです。

何かペットが飼えないか調べ始めました。

犬猫などは絶対に無理でした。

とても世話が出来ません。

もう少し手軽に飼えてかわいいものがないか探しました。

色々探していくうちに、インコや文鳥、ハムスターが候補に挙がりました。

飼育が比較的容易で有ることと、手のひらに乗せられることがハムスターを飼う決め手になりました。

週末に近所のペットショップに行き、ジャンガリアンハムスターを購入しました。

ゴールデンとどちらにするか悩みましたが、縦縞が気に入りました。

その日から私の人生は変わりました。

家に帰るとハムスターが待っています。

小さい命。

無垢な命。

短時間でしたが毎日散歩をしました。

手のひらからご飯を食べたり毛繕いをしたり、毎日ドキドキしていました。

タイミングが悪いと私に原を立てるのも良かったです。

犬や猫のような自意識が感じられないところがとても良かったです。

あまり気を遣う必要もなく、風通しの良い関係だと私は思っていました。

買い始めてから一年ほど経った時に事故が起こりました。

私の不注意が招いた事故です。

早く起きた朝、寝ぼけた頭で五分でいいからと思って散歩させたのが間違いでした。

通常ハムスターを放すときは部屋の隙間という隙間をブロックします。

ハムスターが間違えて入って迷子になることを防止するためです。

私の部屋はいつでもハムスターを放せるように隙間は覆ってあったのです。

しかしハムスターの体が到底入り込めないような隙間は覆ってなかったのです。

酷い先入観でした。

その朝ハムスターは到底通れないと私が思った隙間に侵入を試みたのです。

ギリギリ入ることが出来て、もうでられないような隙間でした。

すぐに助け出そうと試みたのですが、遅かったのです。

その日も仕事がありました。

否応なく出勤します。

その日は仕事になりませんでした。

集中しようと思ってもどうしても出来なかったのです。

二週間ほど仕事の能率が上がりませんでした。

小さな生きものを自分の落ち度で死なせてしまった、それもあんなに酷い形で。

なにをやってもしばらくはつらかったです。

会社の先輩に新しく何かを買いなよ、と言われてもしばらくはそんな気になれませんでした。

しかし半年ほど過ぎたときに、同じジャンガリアンを飼う決心がつきました。

今度はもっと念入りに囲いをつくって、そこで散歩をさせるようにしました。

最初は申し訳なさも有りましたが、だんだんハムスターのかわいさがまさりました。

私は段々癒やされていきました。

ハムスターはそれから二年強ほど生きました。

今度は寿命まで世話が出来て良かったです。

そしてこのときは別れる寂しさはありましたが、ペットロスはあまり大きくありませんでした。