ペットロスを克服した151人の体験談

31歳男 新しい家族との出会いがペットロスを癒してくれた

私は現在東京都に住む30代会社員です。

私の実家で10歳の頃から一緒に過ごしてきたラブラドールレトリーバーとの出会い、別れの経験を書きたいと思います。

出会いは私が小学5年生の頃でした。

習い事から実家に帰るとなぜか家の中がいつになく騒々しかったことを覚えています。

元々犬が好きだった父が家族に相談もせずに、近くのペットショップでたまたま目が合ったラブラドールレトリーバーの女の子を連れて帰ってきてしまったのです。

それまで飼ったことのある動物といえばハムスターくらいだったので、私も、下の弟、妹も初めは皆少し怖がるようにして接していたように思います。

名前は当時流行っていたTVドラマのロシナンテの災難からとってロッシーと名付けました。

ロッシーは本当に活発な、でも少し人見知りな女の子でいつもどこに行くにも一緒でした。

まだ幼かった私たち兄弟と一緒に散歩に出た時には、池や川を見つけると我を見失って飛び込みに行ってしまうほど水に入るのが大好きでした。

いつも一緒で、いつまでも一緒だと思っていたのですが、やはり大型犬の老化は早く、9歳になった頃からはケガや病気を繰り返し、病院にかかることも多くなってきました。

様々な薬を飲み、体調の浮き沈みを繰り返していた9歳の7月7日、ロッシーは家族みんながリビングにいるタイミングで、一人一人に挨拶をするようにして寄り添って、しばらくすると一人で奥の部屋へ消えていきました。

それがお別れでした。

突然の別れでしたので、家族みんな泣き崩れ、動揺しました。

それまで会話の中心だったロッシーがいなくなってしまったので家庭内の会話も減ってしまいました。

こんなことをしたよね、とか、こうしてあげられしいたらもっと長生きしたんじゃないかとか過去のことばかりが話題になるようになりました。

すっかり暗くなってしまった我が家がペットロスから立ち直ったきっかけは新しくラブラドールレトリーバーの男の子を迎えたことがきっかけでした。

見た目はイエローラブと黒ラブで全然違いますし、性格も違います。

そもそも男の子です。

でもそれがよかったのだと思います。

ロッシーとの思い出をなぞるのではなく、新しい思い出を作っていこうと思えたので。