ペットロスを克服した151人の体験談

40歳女性 新しい愛猫を迎えてペットロスから立ち直れた

まだよちよち歩きだった頃に保護して、家族になった愛猫でした。

15年間、大病をすることもなく手のかからないいい子だった。

ある年、いつものように予防注射で病院を訪ねたら「高齢になってきてるし1度健康診断しましょう」と先生に言われ血液検査をしました。

結果は腎臓が悪くなってきているとのこと。

それから2か月ほどで急に容体が悪化し、病院に点滴に通いながらもどんどん痩せていきました。

そして1か月ほどしたころ手を繋いであげながら最後の瞬間を迎えました。

あっという間に逝ってしまって、数か月は何をしても涙が流れていました。

この記事を書いていてもまた涙が出てきます。

あの子がいなくなった部屋に、いつまでもあの子の存在がありました。

ちょっとした物陰が、あの子に見えました。

辛くて寂しくて堪りませんでした。

これがペットロスか・・・とぼんやり考えていました。

自分では浮上できないし、浮上するための努力をしようとも思いませんでした。

ずっと忘れずに考え続けていたいって思っていました。

1年が過ぎた頃、やっぱり猫が好きで、新しい家族を迎えようかと考えるようになってきました。

でも・・・あの別れを再度味わいたくないという思いが拭えずどうしても踏み出せないままでいました。

そしてさらに1年が過ぎた頃、急に今の子が家族になったのです。

朝、目を覚ますと子猫の鳴き声が聞こえてきました。

ベランダから外を見ると小さな子猫がヨタヨタと、私たちの住むマンションの駐車場へ入ってくるのが見えました。

旦那と一緒に様子を見に行ってみることにしました。

うちのマンションには立体駐車場があるんですが、さっき見かけた子猫が見当たりません。

どこに行ったのかなと辺りを探すと立体駐車場の地下部分に落下していました。

一人では這い上がってこれない様子でウロウロしていました。

「おーい、大丈夫??」って声をかけると一生懸命近づいてきます。

なんとか救出してみると目を傷めたのかほとんど目を開けれない状態の子でした。

こうして保護してから、我が家の子として迎えることになった新しい家族。

驚くことに、それまで前の子のことでずっと心が辛かったのがキレイに流れていったかのようになったんです。

思い出として心にずっと居続けているのは変わりないけど、新しい子を迎えることでペットロスから立ち直ることができました。

ペットは家族です。

先に逝ってしまうことは、その子の人生をしっかり見届けてあげられたということです。

別れは辛いけど、一緒に幸せを作れたと信じています。

どうか今、ペットロスで苦しんでいる人に届きますように。