時間が癒してくれます
沖縄在住、物心ついた時から犬が大好きで悲しくなった時、寂しいときいつもそばにいてくれて子犬のときから一緒にいたので、彼女(犬)も私を親のように慕っていてくれたと思います。
私の足元にぴったりとついて眠ったり、少しわがままをいったりとしましたが、一つ一つの仕草がとても愛らしく私の大切な存在でした。
別れのきっかけになったのが、私の進学のためでした。
寮生活をおくらないといけないためもちろんペットはだめ。
しかもそう簡単に帰れる距離になかったので、長期休みのときしか家にかえることができませんでした。
また、ブラシやお散歩など私がほとんどしていたため、私がいなくなったらこの子のお世話大丈夫かな・・・と不安で、学校がはじまり家に毎日電話して犬の様子を聞いていました。
そして、夏休み前の進級がかかわってくる大事なテスト期間中、私の人生においてとても嫌な出来事がおこってしまいました。
テスト期間中は、私は徹夜でテスト勉強をしていました。
いつもしてるはずの電話もその期間中は自分に余裕がなくできませんでした。
そしてテストを二教科目が終わりお昼休み、母に電話をかけてみました。
いつものように様子はどう?とききましたがうーん・・・まあまあと歯切れが悪い回答でした。
ちょっと不自然に感じましたが、とりあえずテストに集中しようとと思いそこまでつっこまないで電話をきりました。
テストが終わり、もう一度母に電話すると、犬が散歩中にげてしまい事故にあって苦しんで死んだということがわかりました。
それを知ってしまった私は一か月泣きました。
すぐに教えてくれなかった家族を憎んだし、なぜ逃がしたのか、私だったらにがさなかったのに、地元の学校に通ってずっと一緒にいればよかったと後悔の嵐でした。
すこし落ち着いたころ犬の写真を見返しました。
私にあまえている写真ばかりでした。
この子のことを思い出してないてばかりいたら、楽しい思い出までぜんぶなかったことになってしまうな。
できるだけ楽しかったことだけ思い出して、あの子に心配かけないようにしようと思いました。
そうすることで、徐々に悲しみからぬけだせていったように感じます。
あの子と過ごした大事な時間をいまでもふと思い出して、写真をみています