25歳女性 残された家族を思って前向きになれました
現在25歳女性、会社員です。
私が小学6年生のときに飼った愛犬が昨年10月になくなりました。
母と一緒にブリーダーさんのところへ見に行って、電車で連れて帰ってきた日のことを今でも昨日のことのように思い出します。
子供だった私が大人になるまで、共に成長してきた大事な家族、仲間が天国へ旅立ったときは味わったことのない絶望感でした。
亡くなる1ヶ月ほど前から体調が良くなく、いつも通っている病院で血液検査をすると胆嚢に炎症を起こしているから、飲み薬を出して様子を見ましょうといわれました。
数日たっても良くならず、次第に食欲もなくなりぐったりするようになりました。
毎日のように病院へ通い、入院もしましたが、先生からは難しいだろうと言われました。
あきらめ切れなかった私は、地元で評判の違う病院へ連れて行くことにしました。
その病院は最新医療機器がそろっており、先生も私たちの気持ちをよーく理解してくださり、希望を捨てずに頑張りましょう、と励ましてくださりました。
あの先生に出会えてなければもっと辛いペットロスになっていたと今では思います。
最新の機器で色々と検査しなおしたところ、数値が非常に悪く、先生もこんな数値は見たことがないと仰せでした。
しかしながら、毎日ステロイド治療や点滴を繰り返したら少しずつ元気になって歩けるようにまでなりました。
亡くなる前夜は家の庭で少しだけ走ることもできました。
結局転院してから1週間程度で亡くなってしまいましたが、我が家には一緒に過ごした愛犬がまだ2匹おります。
うち1匹は亡くなった愛犬の子供です。
残された2匹も大事な家族が亡くなってしまった事に気づいているようで、しばらく元気がありませんでした。
残された私をはじめ、母、父、兄、皆が愛犬の死から立ち直ることができませんでしたが、残された2匹のためにも、健康管理はしっかりしよう、ストレスなくたくさん遊ばせよう、と前向きになることができました。
今は、家の中に仏壇のような場所を作り、毎日お花の水替えをしたりして毎日天国で幸せに暮らしてくれていることを願っています。
私は愛犬に出会えて一緒に成長することができてとても幸せでした。