ペットロスを克服した151人の体験談

46歳 女性 周りにも視野を向けてペットロスを解消

子どもの時に、近くの家の犬が出産し、1匹だけ見た目も違うし、なんとなく遠慮がちな子犬を見て、すごく気になりました。

そこのおばさんに、この子、ちょっと他の子にもいじわるされがちだから、もらってかわいがってもらえたら有り難い、みたいなことを言われて、両親に頼み込みました。

田舎の家で、家の中で飼うという認識がなかったので、父が、車庫に犬の家を作ってくれて、母がその家にあわせて布団を作ってくれました。

まだまだ、子犬だったので、本当にかわいくて、時間がある時は、ずっと犬のそばにいました。

シェパードのように真っ黒なハーフ犬でしたが、とにかく犬なのに犬らしくないというか、おだやかで吠える事も少なく、家族が犬の近くに行くと、満点の笑顔でそんなにしっぽをふって自分にバチバチあたって痛くないの?というくらい表現してくれる子でした。

散歩に行っても、前足からこけたり、つまづいたり、雨の日は散歩をいやがったり、小さい頃は、えさをお箸であげてたので、お箸で口の前まで持っていってあげるまで、よだれをたらーと垂らして待っていたり、本当に愛おしい子でした。

一度、散歩中に変な人に会ったことがあるのですが、飼い主を守るどころか、いちもくさんに逃げて、いつも立ち寄る駄菓子屋さんのところまで逃げていました。

笑 おかげで、変な人と絡む時間もなく、犬が迷子にならないように必死で追いかけたので、私も事なきを得ました。

車に乗ったら、車酔いでヘロヘロになるし、やたら手のかかる子でしたが、本当にかわいかった。

私が泣いていると、首をかしげながら、そばにきてまるまってくれたり、水遊びがてら、身体を洗うと怖がってかたまるし、ブラッシグをすると、ぐでんぐでんになり寝てしまったり。

彼は、大切な家族で友達でした。

嫌なことがあると、犬の家で過ごしました。

彼を見ていると落ち着きました。

でも、6歳を過ぎた頃、彼の様子がおかしく、病院に連れて行くと、ガンだと言われました。

どんどん体力がおちていき、散歩も行きたがらなくなりました。

母親は、なでていると落ち着いた顔をする、というので、なでていましたが、逆にそれくらいしか、私にはできませんでした。

ある日、学校から帰って、家に入らずに撫でていると、母親が、さっきまで息してたんだけど、あんたを待ってたのかな、、、と声をかけられました。

まだ、あたたかくて、なでていたら、目をあけてくれるかと思いました。

静かに息を引き取った、と母から聞きました。

私の後悔は、あの日、学校に行った事、です。

家族で彼の悲しみを共有したわけではないですが、父が悲しんでいるのも、母が悲しんでいるのも感じました。

それが、私の力になり、彼の死をこえる事ができたと思います。

自分だけで、解決しなくていいと思います。

知らない人にでも聞いてもらっても気持ちがおだやかになるかもしれないです。

きっと、飼い主が悲しみに暮れているのを、亡くなった子達が望んではいないと思います。