28歳女 楽しかった思い出の写真の整理で気持ちも整理しました
私は現在、20代後半の女性です。
中学1年生の時に両親がいきなり犬を飼ってきました。
その子はスムースチワワのメスで毛が短いタイプです。
両親がペットショップから買ってきた時には生後10ヶ月で大人に近い状態でした。
その子はガリガリに痩せており、手足も鼻も長く見た目はチワワというよりはバンビに似ていました。
小さな目でした。
そんな見た目で売れ残り、10ヶ月になっても売れなかったのでセール価格になっていたそうです。
抱っこすると暴れたりせず大人しくしていたので、可愛く思えて買ってきたそうです。
子犬感はなく、だいぶ成長していたのでトイレも芸もすぐに覚えたので飼っていて困ることは全然ありませんでした。
たまに風邪引く程度で10歳くらいまで大きな病気も怪我もありませんでした。
後悔していることは、初めて犬を飼ったので必要な知識がなかったことです。
たまに、床にお尻を擦り付けながら歩くことがありました。
可愛いなと思っていましたが、本当は肛門絞りをしてあげる必要がありました。
肛門に溜まった物があるのでその歩き方をするときは肛門絞りをやらないといけない時でしたが、可愛かったので私は喜んでいました。
それは亡くなった後に知った情報だったのでかわいそうなことをしたと反省しています。
あとは、避妊手術をしてあげていれば乳がんや子宮の病気のリスクを減らせたことです。
10ヶ月経ってから飼った子ですがその時にすぐに手術してあげれば良かったと今でも思います。
我が家では知識がなく、産ませる予定もないのに避妊手術をしていませんでした。
案の定乳がんや子宮の病気になってしまい、手術しても手遅れでした。
術後の衰弱が激しく死期が近いことが分かったので離れてくらす兄が会えるようしました。
兄も最後に生きた状態で会えたことは喜んでくれたので、家族に連絡することをオススメします。
亡くなってからは、あんな小さな子が居なくなっただけなのに存在は大きかったと実感しました。
寿命ならあと2年くらいは生きてくれると思っていたので雑に接した時期があることを後悔しています。
散歩もあんなに楽しんでいたのに、私は忙しくてリードを引っ張ることが多かったです。
今はスマホやテレビでたくさん情報を得られるので活用しています。
前の子の反省点を少しでもいかせるようにしています。
スマホでその子の写真をよく撮っていました。
1000枚近くありましたが、泣いてもいい日に写真を整理しました。
当然可愛い時や楽しい時の写真ばかりなので、自分の至らなさよりも楽しかった思い出が勝つようになりました。
写真を見ると、この子は幸せだったと思えるようになり悲しさは薄まりました。