ペットの供養の体験談

31歳女 弱っていく姿を認められなくて、直視できずごめんね

30代前半の女です。

大好きな猫を4ヶ月足らずの短い期間で亡くしてしまいました。

もっともっと、向き合ってあげられたかな、と後悔しています。

猫とは保護施設で出会いました。

私の一目惚れで大好きになりました。

とても美しく、特徴のある猫で目立つ子でした。

一目見て以来、私はその子のことが気になって仕方が無くなってしまいました。

保護施設なので明日にも他の人のおうちにもらわれていってしまうのではないかと毎日そわそわしていました。

ある日、うちに猫を迎えようと言うことになり、保護施設の方にそのことを伝えにいきました。

その日は緊張とうれしさで足下も心もふわふわしていました。

舞い上がってとてもうれしかったのを覚えています。

おうちにその子が来るのは数日後です。

念のため、保護施設にいる間に動物病院にいって再検査をし結果が出た後の譲渡になります。

そこで突きつけられたのは悲しく受け入れがたい事実でした。

その子は元々猫エイズと呼ばれるキャリアもちの猫でした。

発症していて末期とのことでした。

綿密に言えば伝染性腹膜炎というものが発症していたそうです。

私は以前他の猫を飼っていたことがありますが猫エイズのことはこの子と出会うまでまったくの無知でした。

頼るものは保護施設の方と動物病院の方、インターネットの情報です。

その子がおうちに来るまで、ほんの数日ですがいろいろな情報を集めました。

けれど、集めても集めても私が求める情報は出てきません。

わたしは「完治」ということばを求めて寝る間を惜しんで画面と向かい合っていました。

猫がおうちに来てからもわたしはそのことばを求めて画面ばかり見ていました。

猫は、当時のわたしは見ないように見ないようにしていましたが日々痩せていきました。

私は馬鹿でした。

もっともっと、猫を見ていれば良かった。

こんなにかわいくて大好きなものがうちにきたとたんに痩せ細っていって、死に向かっている。

そんな現実を受け止められなかったのです。

痩せていく猫、元気がなくなる猫がかなしくてスマホで簡単に写真をとれるこの時代に、写真がとてもすくないのです。

もっともっと、撮れば良かった。

わたしは目をそらさずに現実を受け入れて、精一杯生きる子を受け止めるべきでした。

供養は他にもたくさん仲間のいる市営の動物愛護センターにお願いしました。

手元にはお骨は残りません。

他で供養していただきお骨を手元に残すことも考えましたが、それならば生前にもっともっと接するべきだったと思いやめました。

残ったのは少しの携帯画像と私の心の中の思い出と落としていってくれた4本のヒゲです。

少ししか一緒にいられなかったけれど大好きでした。

ヒゲもおいていってくれてありがとう。

大切にします。

大好きなペットさんがいらっしゃる方、もしその大切なペットさんが弱っていくことがあったら、どうかその弱っていく姿もしっかりみてあげてください。

頑張っていきているかけがえのない存在です。