ペットの供養の体験談

30代実家の17歳の猫を神社で供養しました

私は30代の子持ちの女性です。

高校生の時に、父親が会社の倉庫に紛れ込んでしまった子猫を連れて帰って来たのがきっかけで実家で飼っていた猫の話です。

昨年の2月、18歳になる目前で亡くなるまで、いつも当たり前のようにいてくれたかわいいかわいい猫でした。

とても大人しい女の子で、目を合わせると声を出さずに鳴く子でした。

亡くなる1年近く前から胸に出来ていたしこりが大きくなり、中の膿が破裂してしまい病院へ行ったところ、高齢の為手術も難しいとの事でした。

しこりをとってもまた出来て破裂して、を繰り返していく、と。

しこりは膿んでしまい、強烈な臭いを発していました。

私の母は、手作りの服を何着も作り、しこりを舐めたり床に触れてしまわないように着せていました。

元々小さい子でしたが、どんどん痩せていき、抱き上げるとギョッとするくらい軽くなっていきました。

撫でると肋骨が露出していて、毛もツヤがなくカスカスでした。

それでも、目が合えば声を出さずに鳴くのはいつも通りで、手を伸ばせば頭を擦り付けてくる、本当に可愛い子でした。

最期は私の妹に見守られ、息を引き取りました。

早くに仕事から帰宅できた私は、妹と一緒に体を綺麗に拭き、小さな布団を掛け寝かせてあげました。

一番面倒を見てくれていたのは母なので、母の帰宅を待ち、それからどうするか話あいました。

以前知り合いからペット供養をしている神社の話を聞いた事があり、インターネットでそちらを調べ、電話で詳細を聞くことにしました。

電話を掛けると年配の女性が対応してくれました。

まず、お悔やみを言ってくださり、とても優しく、丁寧に教えてくれました。

他を調べることもせず、そちらでお願いをする事に決めました。

供養の当日、車で行くと電話で対応してくれた女性が出てきてくれ、丁寧に案内をしてくれました。

建物はまだ新しく、これまでに供養をしたワンちゃん猫ちゃんの写真や名前の入ったものが数多く置いてありました。

小さなカゴにお花を添えて寝かせていたのですが、それを見て「こんなに綺麗にしてもらえて、とても幸せな猫ちゃんですね」と声を掛けてくれ、救われた気持ちになりました。

妹の子供たちも9歳と5歳ながらその場の雰囲気を感じ、真剣にお別れが出来ました。

神社なので神式でのお葬儀をあげて頂きました。

長年一緒にいた子とのお別れをきちんと出来たと思います。

亡くなった時には、離れたくない、いなくなってほしくない気持ちが大きく悲しさをどうにも出来ませんでしたが、そのお葬儀をしている最中にスッと気持ちが落ち着き、区切りが出来たのかなと思っています。

お葬儀後他の子たちと合同での火葬でしたが、いつ火葬したのかの連絡もあり、最後まで細かい対応をしていただけたなと思います。

お骨は綺麗なお骨箱に入れて頂きました。

子供たちもお別れをした事を受け止めてくれていて、「お参りに行かないの?」と言ってくれます。

そこに行けばいつでもお参りが出来る、と思うと、失った悲しみは当然ありますが、お葬儀をして良かったな、と思います。

実際、亡くなる前まではどうするか家族で悩みました。

ただ火葬して、お骨も持ち帰らない方が後々の事を考えるといいのか、と話していましたが、あんな風に丁寧に供養してもらえ、家族の私たちもしっかりお別れをする事が出来た事に感謝しています。

他のところと比べることもせず決めてしまいましたが、後悔はしていません。

ただ、そこに電話する前にはインターネットで口コミを十分見ておいたのは大事だったかなと思います。

口コミが良かったので決めた、というのはやっぱりあります。