24歳女性 文鳥を県内のペットセレモニーで気分は落ち着きました
はじめまして。
私は一人暮らしをしていて、寂しさを紛らわす為に文鳥を5年前から飼っていたのですが、去年亡くなってしまい、その際ペットのお葬式をする機会がありました。
一人暮らしを始める時に、飼いやすいペットはどんなものがあるか調べていた所、文鳥は手軽だという意見を耳にしたので、近所のペットショップで数千円で購入しました。
真っ白い毛の色が綺麗で、触る度毛並みがふわふわしていて、感触に癒やされていました。
名前は体の色から、「シロ」と名付けました。
シロと触れ合う時間は、仕事から疲れて帰って来た時等至福のひとときでした。
寝ている時に鳴き声で起こされないかな、と飼う前は不安だったのですが、うちのシロは夜にちゃんと寝てくれるので、そんな心配は要らなかったです。
飼い始めて4年半程経った時、いつも帰宅後私の気配を感じてピーピー鳴いて迎えてくれたシロが、余り元気が無いようで、鳴かなくなってしまいました。
栄養が足りないのかな?と、カルシウム多めの餌を与えたりして様子を見ていたのですが、回復する気配は無いようで、数日すると以前にもましてぐったりするシロの姿がありました。
これはまずい、と動物病院に連れて行ったのですが、先生は保湿が足りないから部屋の湿度を高めれば良くなるよと言われたので、加湿器をゲージ付近に置いて湿度の調節をするなど心掛けてみましたが、体調が思うように良くならない日々は続きました。
そして数日後。
もう動く事のないシロの姿がありました。
それからは、今まで毎日お迎えしてくれたシロはもういない…私の心は穴が空き、不安定で虚しい日々を過ごす事となりました。
寂しがり屋の私に4年半一緒に居てくれたシロの事を考えると、お葬式をあげようと思いました。
寂しさはあるけれど自分はこれで自分の虚しい気持ちと決別しようと言う気持ちもありました。
県内のペットセレモニーで、文鳥も対応してくれる所を探し、火葬・海洋散骨してくれる業者を見つけ、葬儀してもらいました。
私の、シロに対する体調管理が足りなかった事が悔やまれました。
もっと早く湿度等、文鳥に適した環境を調べたりしてよく考えて整えるべきだったのに。
私は飼い主として、本当に駄目だった。
寿命を縮ませてしまったのは私だと、亡くなってからしばらくは後悔しました。
他の飼い主だったらもう少しは長く生きられただろう、と残念に思う事もありました。
でもずっとしょんぼりしたまま生きるわけにもいかないと、シロと過ごした楽しかった日々も思い出す事にしました。
生きている間、写真を取っていたのを溜めていたので、その整理をし、スクラップブックを買ってきてカラフルに色をつけ手作りのアルバムを作りました。
創作の時間は楽しいものでした。
今まで過ごしてきたシロとの時間を思い出しながら一冊作り上げました。
見ている方にアドバイスがあるとしたら、大切なペットを急に失い、寂しい気持ちはなかなか癒えないけれども、楽しかった日々に目を向け回想する事もできるんだ、という事でしょうか。
もういない事には変わりないけど、一緒にいて良かったと、今でも心から思える。
こんなに悲しい思いをするならもう飼わないと仰られる方もおられるでしょう。
飼って良かったと心から思える日が来れば良い、と思います。