犬猫などペットの葬儀の体験談

27歳男 愛猫をお寺で葬式してもらい、気持ちに区切りがつきました

私は、今の妻がまだ彼女だったとき、結婚を前提に同棲をするという形で一緒に住み始めました。

二人で住める物件を探したのですが、なかなか条件が良いところがなかったのを覚えています。

理由は、彼女の飼っていた猫。

どうしてもペット可の物件は家賃が高く、少しうとましくさえ思っていました。

なんとか物件を見つけ、私と彼女と猫の3人(2人と1匹)で暮らし始めましたが、エサ代やトイレ代もかかるし、ソファで爪はとぐし、怒りを覚えたこともありました。

しかし、いつも可愛い姿で我々の癒しとなってくれた猫は、だんだんと家族の一員となっていきました。

妻と籍を入れ、子供が生まれてからも、我が家の長女として愛猫は振る舞っていました。

しかし、出会って三年ほど経った頃、ある日急にうちの猫は動かなくなってしまいました。

そのとき、うとましく思っていた気持ちや、怒りを覚えていたことなどさえ、かけがえのない大切な思い出だったのだと気づき、妻と二人で一晩中泣き明かしました。

その後、合同の葬式に出してやることにしました。

次々と他の方のペットの名が読み上げられるなか、うちの猫の名が聞こえたときにはまた泣いてしまいました。

はじめは、葬式に出すと悲しみが強くなるのでやめようかとも話していました。

ただ、葬式を終えて妻と二人で話し合ったのは「これで区切りがつけられて良かった。

いつまでも悲しんでいるのは、うちのコも望んでいない」ということ。

そこで、はじめてペットの葬式を行うことの意味がわかった気がしました。

どうしても悲しみのなかで、「お別れ」を決定づけるイベントを行うのはためらわれます。

お金もかかります。

しかし、私は葬式を行って良かったと考えています。

なぜなら、私たち夫婦はあの日を区切りとして、あのコとの思い出をちゃんと「良いもの」として捉えられるようになったからです。

ためらって行動できないでいると、きっと後悔してしまうと思います。

動物好きなあなたのもとに、次の幸せなコがやってこられるように、お葬式という形で区切りをつけてあげてはいかがでしょうか?