犬猫などペットの葬儀の体験談

25歳女 愛猫をペット火葬場でお葬式して号泣

我が家には昔から猫がいました。

田舎で捨て猫が多く、姉がよく猫を拾ってくるのです。

私は猫がいるのが当たり前の環境で育ってきました。

たくさんの捨て猫を拾っては看病してきたので、自然と別れも多くなり、残念ながら死んでしまった猫は、田舎特有の広い庭に穴を掘って埋めてやっていました。

しかし、同時に飼っていた大型犬が死んだ時にはさすがに穴を掘るのもしんどく、それがきっかけで動物の火葬場があることを知りました。

葬式を行なったのは三毛のメス猫で、まだたった4歳でした。

昨日まで、元気に庭の木に登っていたのに。

仕事中に家族からのメールで、出かける際に自動車で轢いてしまったらしい、気づかず出かけて帰ってきたらもう冷たくなっていたと。

まさに、血の気が失せるとはことのことでした。

そのあとは仕事にも身が入らず、急いで帰宅し、庭に横たわったままの猫を見つけて号泣しました。

轢かれる瞬間は怖かったろう、痛かったろうと思うといたたまれず、ずっとそのことを考えていました。

しかし夏場だったので置いておくこともできず、すぐに火葬場に電話をかけましたが、やはり泣いてしまいうまく話すことができません。

火葬場の担当者は、淡々とした受け答えでしたが、逆にそれがありがたいように感じました。

翌日、仕事は半休を取って、葬儀を行いました。

もちろん人間のような華やかな葬儀ではなく、簡単な手続きをしたのち火葬場に横たえて最後のお別れ、という簡素なものでしたが、小さな花を手向けてくださり、わたしの心はそれだけで少し救われるようでした。

火葬が終わり、骨になってしまった愛猫を見て、小さいな、と思いました。

尻尾から順番に骨壷に収めていき、最後に喉仏を入れましたが、骨が本当に小さかったので、拾いきれないものを残して帰るのが忍びなく、出来るだけ全ての骨を拾いたいと思い、ずいぶん長いこと骨上げをしていました。

このことがあってから、やはり猫の外飼いは絶対にやめるべきだと痛感しました。

まさか家族の車で猫が轢かれてしまうなんて、思っても見なかったのですが、そういう可能性もあることが分かり、それ以来、猫は完全室内飼いにしております。

それがせめて、亡くなった猫に対する懺悔になると思います。

骨壷はお寺に収めることはせず、ずっと自宅に置いています。

猫に限らず、愛したペットが死んでしまうことはとても可哀想で悲しいことですが、生きている者に何かできるとしたら、それは生きている者に対してのみです。

私は、亡くなった猫の骨壷の前にお供え物をいつも置いていますが、死んだ後は食べられないもんな…と、むなしくなることがよくあります。

ですが、今回の出来事で、我が家の猫を完全室内飼いにするという決心ができました。

教訓と呼ぶにはあまりに身勝手ですが、死んでしまったペットとの思い出や嬉しかったこと、学んだことを、ほかの生きている動物たちに還元してやることが大切だと思います。