10歳オス 飼い犬に対し 京都で悲しく、寂しい
じゅんきちと言います。
私が体験した、ペットの葬式の話です。
亡くなったのは、今の奥さんが実家で飼っていた犬です。
小型室内犬で、甘やかされて育ったのか性格はワガママ。
気に入らないとよく吠えるし、私が家に行くようになってからは、新参者がきゃがったとばかりに、最初は打ち解けることもなく、たまにマッサージを要求するようなやつでした。
やがて、結婚して奥さんが、家を出てからは主に、義理のお母さんと過ごしていたのですが、そのお母さんが病気になってしまったのです。
病名はがん。
しかもかなり進行してからだったので、すぐに入院することになり、犬は家にぼっちで待っている状況が何日も続きました。
入退院を繰り返していたので、家に人がいるときはいいのですが、そうでないときはぼっち。
さみしかttだろうなと、今にして思えば、自宅に連れてきてあげてもよかったなと少し、後悔しています。
程なくして、お母さんは亡くなってしまったのですが、本当に日を待たずにして、犬も息を引き取ってしまいました。
その時の奥さんの落ち込みようといったら、ひどいものでしたし、様々な後悔があったと思います。
もう少し、構ってあげられたら、長生きできたかもしれないという後悔。
同時に家族を失った悲しみは計り知れません。
せめてもということで、地元で有名なペット葬儀場に行き、埋葬をしてもらいました。
小さいものでしたがお葬式を行ってもらい、供養もさせてもらいまいた。
奥さん側の家族からすれば、長い時間を過ごし、産まれたての時代から、かわいがっていたので、家族同様につらかったと思います。
ペットといえど、時間を過ごせば家族になります。
やはり感情もあるのだとこの件で思いました。
心が弱れば、体調も悪くなる。
人間と同じです。
悲しみ、寂しさもあるけれど、家でお利口に待っていたのだと思うとやり切れない思いが、たまにこみあがってきます。
この先、自分自身が犬を飼うことになるかはわかりませんが、この時の思いを大事にしたいと思います。