犬猫などペットの葬儀の体験談

46歳女 リクガメ「もも」とお寺のペット葬でお別れをしました

私が子どもを出産後、家にいる事が多くなったので、主人がかってきてくれたリクガメ。

手のひらにちょこんとのるくらい小さくてかわいい子でした。

名前はももとつけました。

リクガメに対して2人とも知識がなく、色々と調べてお世話をしました。

リクガメはもちろん話をすることもないので、こちらからのアピールしかない日が続いたのですが、青い葉を好むので、チンゲンサイや小松菜を、毎日、名前を呼んでは、気長にあげていると、顔を引っ込めることも減り、葉を見ると、とことこ一直線にくる姿がとてもかわいかったです。

ももは、どんどん大きくなり、1年で両手で持ち上げないと落としそうなくらいでした。

2年目に入ると、家の中で飼う事が困難になりました。

そして、ベランダで飼う事にしました。

ももは、生活スペースが広くなった分、色々動き回るようになりました。

冬前になると、冬支度をしました。

赤外線のライトなども用意して温度を調整し、そろそろ冬眠をさせてみようと様子を見ながら進めていきました。

が、日が経つにつれて、甲羅の様子が微妙に変化しているように思うようになったので、食事にも気をつけていたのですが、ももは声もだしてくれないので、なかなか分かりません。

近くの動物病院でも、カメを診てくれるところはなくて、どうする事もできませんでした。

主人は、毎日お世話をしているわけではなかったので、甲羅の変化に気づかなかったので、私の不安が分からないまま、寒い冬が来て、突然、ももとの別れがきました。

朝、ももにごはんをあげようとしたのですが、ももが動かなくて。

抱っこすると、暖かみがなく、のどに赤みが見てとれたので、うっ血している事に気づきました。

こんなに、しずかに、気づいてあげれることなく亡くなってしまったももに、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

まだ、冬越しには無理な個体だったのか、など色々な後悔でいっぱいになりました。

やっと、子どももお世話ができるようになり、これから、どんどん大きくなる事しか考えていなかったので、本当にびっくりして悲しみがのしかかりました。

でも、お別れしないといけないので、ペット葬をしているお寺にお願いしました。

私のひとりよがりだったのかもしれないですが、ごめんなさい、という思いをカタチにする方法がペット葬でした。

お骨というのか、真っ白な甲羅らしきものを、引き取りました。

さわると粉々になりそうなくらい薄い甲羅らしきものだけが残りました。

ペット葬はしましたが、お骨は埋める事ができず、今も側においています。

時々、話しかけています。

ペット葬は、自分の育て方の未熟さを消してはくれないですが、ももと過ごした日とのお別れは、心に深く刻まれました。